DIGITAL OFFLINEに出演させていただきました。
はい、今回は2日ぶりの更新となります。
M3の翌日に自分が出演するイベントが控えていた為、最初からM3用の記事とイベント用の記事を書くつもりでいたのだ。
本当は今週の火曜と水曜に連続で更新するつもりだったのだが、連日の疲労が溜まっていたり、食後に強烈な睡魔に襲われるなどしてすぐに寝てしまい、結局遅れてしまった。。。
そんな訳で、なんとあのDIGITAL OFFLINEに出演させていただきました!
フライヤーはこちら↓
今回はなんと2年前の初回と同日の開催。奇跡だね。
尚当日のタイムテーブルはこちら↓
元々俺は初回からDIGITAL OFFLINEにずっと遊びに行っていたので(流石に全ての回には行けていないが)、今回こうして出演できて本当に嬉しく思う。ずっと憧れていたからね。
去年の4月の1周年記念の時は、俺が出演できるつもりでいたのにどういう訳か呼ばれなかったので不信感を抱いてしまっていたが、今回「前回は本当に申し訳なかったです!今回は出演是非お願いします!」とDMできちんと謝ってくれた&お願いされた為、「うおお、遂に出れるのか.........!!」と2月の時点で舞い上がっていた。
元々俺はこの日に備えて常に200BPMのJ-CORE&ナードコアセットを組んでいたのだが、タイムテーブルがグループのDMで出た時「あ、俺はサブフロアで2番目に出るのか。じゃあテンポが遅い方が良いかな........?」などと考え、結局200BPMのセットと、140で始まって160で終わるセットの2つを練ってイベントに臨んだのだった。最初の人がどんな感じの曲をかけるのかは全く分からないので、両方用意していった方が良いんじゃないかなということで。
因みに事前に、俺の次の番のC-MEGA(〆)さんとリアルでちょっとした打ち合わせをしていた。4/6に早稲田の茶箱で開催されたMTC-00というイベントに丁度来ていたのだった。イベントの最中に「いや〜確か去年のGoHのイベントでも丁度僕の前にパトリオットさんが出てましたよね。何か運命的なものを感じました!」と言っていたが、それは俺も同感だった(笑)
イベントの帰りに俺が「それで、次回のデジオフなんですけどどういうセットで行きます?僕は一応2パターン用意してるんですけど、〆さんはテンポどのくらいでスタートしますか?」と相談を持ちかけ、「自分は180BPMからスタートしますね。Orbcore中心にかける予定です」と言っていたので、ああじゃあ160BPMで終わる方のセットでも問題は無さそうだな、と思い、200BPMの方はやらないかな?なんてその時は考えていた。
でも何があるか分からない為、俺はその日まで両方のセットの練習を行なっていた。スタジオを何度も借りて練習に励んでいた。時には3時間ぶっ通しで借りることもあったね。
そんな感じで練習を積み重ね、迎えたDIGITAL OFFLINE当日。
俺は職業柄祝日でも仕事があるので、その日は丸1日有休を取った。
その日は午前中に家で両方のセットを軽くおさらいしてから行った。
電車が遅れるなどのアクシデントもあったが、なんとか箱には約束の14時頃着き(5分くらい遅れてしまったが)、既にその場にいた皆さんに挨拶。丁度〆さんもいた。
音出しの時間は限られていた為、200BPMの方を軽く繋いだり音や機材の挙動などをチェックしたりしていた。10分くらい音出ししていたが、その後更に時間が余った為、ついでに先日リリースした新曲"From The Heart"の音鳴りもチェックしていたのだが、意外と箱鳴りが良く、Aフロアの出演者のRealGalさんから「この曲めっちゃ良いですね!え、オリジナル曲なんですか!?」と褒められたので嬉しかったね。
そんな感じで迎えた本番。メインフロアのLIVEの人達がリハーサルに手間取ってしまっていた為か、30分押してスタート。
サブフロアトップバッターのYoshihisa Oguraさんが割と遅めの曲をかけていた為、俺は140〜160BPMの方のセットで挑むことを決めた。
そして遂に俺の出番が.............!
最初は皆ゆったりと踊っており静かな感じだったが、中盤辺りから徐々に盛り上がりを見せていき、最後の締めで大盛り上がりを見せてくれたので、結果的に成功した!と感じた。
当日かけた曲リストはこちら↓
最初のネコ係はあずまんが大王のキャラソンの「心は少女でパラシュート」という曲の神アレンジで、最初にかけると言ったらやっぱりこれ!と思っていたのだが、皆知らないせいかあまり盛り上がらなくて若干不安だった。キャラソンじゃなくて主題歌だったらもっと盛り上がってたんだろうか。
最後に持ってきたFlagment '94はこれまた大昔のエロゲ「水夏」の主題歌で、とにかくブレイクビーツが激しい曲なのだが、これは先述の通りとても盛り上がった。
全体的に古めのナードコアをかけ倒したのだが、やっぱりこういうマイナーなジャンルでも根強いファンがいることに大きな喜びを隠せなかったね。
しかしこうして見るとTabemono氏の曲をかけ過ぎた(笑)なんせ荒々しいブレイクビーツが聴いてて気持ち良いし、最高にアガるからなあ...........。結果的にかけ過ぎたけど正解だったと思ってる。あのお客さんのリアクションからして。
あと、Denpa-Sampler氏との共演だったにも関わらず彼の曲を使ってしまったが、結局彼は該当の曲を自分のプレイの際に使っていなかったので安心している。
「フロアが別だし、彼の出演時間からしてこの曲を使うことはないだろう」という予想が的中したようで何より。
因みに〆さんとの打ち合わせの時にこのことも相談してみたが、「別に使っても良いんじゃないですか?」と言われたので決行した次第である。
実は結構ミスをしてしまったんだよな。1番手のOguraさんのセットを聞くまでずっとどっちのパターンで行こうか悩んでいたのだが、やっぱりリハーサルで当日やる方のパターンの練習をしておけばミスは最小限に抑えられたのかな............。
と言うか今回の「パターンを2つ用意して臨む」というパターンは推奨されるべきなんだろうか?やっぱり1つに絞って行くべきだったかな〜〜〜。
その辺、皆さんはどうしているんだろうか............。
もしOguraさんが初っ端から190BPMとかかけていたら俺は間違いなく200BPMのセットで挑んだんだよな。ここら辺マジで難しいな............。
出番が終わったら色んな人が褒めてくれたし、Twitterでも「この曲流れた!」「カマし過ぎてる!」的な反応があったし、とても嬉しかった。
フロアが沸いていない間でもそうやって各々のお客さんの中で何かしら心にくるものがあるのなら、それはとても嬉しいことだ。
しかし、スタジオなどで練習している最中はDJをしつつ自分も踊ったりしていたのだが、いざ本番となると緊張するし、機材を弄るのに夢中になっていたせいもあって動きが鈍くなってしまっていたのだが、こういうのって場数を踏んで行けば自然と体が動くもんなのかね?
今回は演者としても楽しかったし、他の演者さんを観るのもとても楽しかったし、正に一石二鳥な体験をできた。他の演者さんのアクトも最高だったね。
六本木CUBEには前回のDIGITAL OFFLINEの時も行ったが、今回は前回と違い2つのフロアを使用したので全体的にキャパがパンパンだった印象がある。
やっぱり演者の数が多いと自然とお客さんも増えるのかな。
サブフロア付近にドアがあって、そこを閉めるとメインフロアの音が遮断されてハッキリとサブフロアの音が聞こえるようになるのだが、ドアがめちゃくちゃ固かったので閉めづらく、最初はお客さんも困惑していたが、徐々に皆慣れていってスムーズに出入りしていくようになっていった。
中には、ドアがびくともしないので「メインフロアに移動できるのってここじゃないのか?」となって別の場所から移動しようとしていたお客さんもいたので、事前に説明しておくべきだったのかも知れないが、いかんせんクラブって音が大きいから説明しようにもし辛いんだよな。ドアに「ここから出入りして下さい。思い切りドアを引っ張らないと動きません。」的な張り紙でもしておけば良かったのかな?
一番良いのはドアを直すことのような気もするが。まあでも難しいんだろうな。
今回は今まで以上に色んな人と話せたのも良かった。一番嬉しかったのはMUZIK SERVANTさんと話せたことかな。「まさかAsuka Attackがかかるとは思ってませんでした!」と言ったら「知ってる人がいるとは思わなかった(笑)かけたいと思ったからかけたよ!」的なことを言っていたな。
今回気付いたのは、DJとは演者とお客さんのコミュニケーションによって成り立っているということ。
お客さんが沸いていればこっちも嬉しいし、動きが止まっていれば「違う雰囲気の曲で攻めてみるか」などと考えたりもするし、やはりお客さんのリアクションは重要だ。
なので俺もイベントに遊びに行く時は精一杯リアクションして楽しいということをDJさんに伝えようと思う。元々俺は感情が表に出にくいタイプの人間だが、コミュニケーションはやはり大切なので、出来る限りリアクションはしていくつもりです。
あと、勿論DJ本人も楽しそうにすることが重要だと思う。今回は俺の動きが鈍く、あまり楽しそうに見えなかったかも知れないが、今度また出演するようなことがあればその時は思い切りブチかますぜ。
ブッキングが決まった当初は「できればメインフロアでやりたかった.................」的な想いもぶっちゃけあった。今までの経験則からしてバーカン付近だとお客さんがドリンクを頼んだり、人と喋るのがメインでDJのプレイはあまり注目されないと思っていたからだ。
しかし、今回サブフロアでやってみて、沢山のお客さんがDJに集中してくれていたし、小規模とは言え"フロアの爆発"も起きたので、ああこういうこともあるんだなあ、と染み染み感じた。
俺はまだあまり場数を踏んでいないので、いきなりメインフロアでやっていたらもしかしたら滑っていたかも知れないし、先ずはあのくらいの規模感でやらせてもらって逆に良かったのかも知れない。
今回を機に僕のことを知って下さった方で尚且つオーガナイザーなどをしている方がいらしたら、是非イベントへのブッキングなどお待ちしております!
ナード系のジャンルが得意です。主にJ-COREやナードコア、ロリコアなどですね。
あとはGABBAやブレイクコア、UKインダストリアルハードコアなどもやっています。
もし良かったら気軽にTwitterのDMで声をかけて下さると嬉しいです!
宜しくお願いします。
M3に初めてサークル参加してきました。
まだまだ寒暖差が激しいですが毎日頑張っています、パトリオットです。
雨の日がちょくちょく続きますが、早めの梅雨が来ているだけだと嬉しいなあ.........。
さて、今年に入ってM3に初めてサークル参加してきたので、今回はその思い出を綴って行こうと思う。
今回の春M3の思い出
今までは、
「もっとDTMのスキルを上げてからCDとか頒布した方が良いんじゃないかなあ」
「自分がサークル参加するとなると欲しい頒布物が買えないんじゃないかなあ」
「今年は特に忙しくなりそうだからサークル参加してる暇ないんじゃないかなあ」
「全く売れなかったらショックだしなあ」
などと色々理由を付けてサークル参加することを渋っていたのだが、今回遂に第一歩を踏み出すことを決意。
考えてみれば、第一歩を踏み出してしまえば後はなるようになるということは経験則で十分理解しているので、なんでもっと早くに決意しなかったんだ、とか思ったり思わなかったり。
人生は常に初めの一歩を踏み出すことの連続だ。常に新しいことに挑戦し続けていかなければならない。
まあそんな訳で、今回は12月にサークル参加者募集要項が運営から出た瞬間即座に申し込んだ。事前にサークルカットも作っておいたのでスムーズに手続きができた。
今回頒布したCDRは、去年digitalofflineにて初リリースした「犬さん犬さんこんにちは」と、新譜「HeartCore!!!」の2つ。両方共ジャケはToHeartのキャラである。
新譜に収録したのは既存曲5つ+新曲1つ+リミックス2つの合計8曲で、4月ギリギリまで全体の音量調整(マスタリング)をしていた。初めてCD全体のマスタリングというものを試みたのだが、とにかく骨が折れる。音圧がバラバラな曲同士の音圧を揃える作業は本当に難しかった。誰かに依頼すれば良かったかな...........とか思ったり。まあでもお金がかかるから、なるべく自分でやった方が良いな。
ジャケ絵とデザインは妹に依頼したのだが、俺の想像の遥か上を行く出来だったので非常に満足。旧譜もそうだが、やっぱりセンスがあるね。
今回の新譜は10mmのケースで、バックインレイのデザインも妹に依頼した。合計で2枚(3面)を鹿児島の印刷屋さんに依頼したのだが、どうやら妹は仕事が忙しいのもあってギリギリまで描いていた様子で、ジャケとバックインレイが届いたのがなんとM3前日の午前中というギリギリ具合(笑)。まあ俺も「やっぱりこうして欲しい」と注文を付けて描き直させてしまったりしたのだが。
土曜の午前中からCDRに曲を焼いたりジャケ・バックインレイをケースに入れたりという作業を開始し、15時頃にようやく一段落。CDRにペンでタイトルを一枚一枚手書きして行ったのだが、CDRとペンの相性が悪いせいかインクが途中から全く出なくなってしまい、無理矢理なぞったりしてなんとかハッキリと"HeartCore!!!"の文字を全てのCDRに書くことができた。
CDRは少数だった為、プチプチに梱包してリュックとバッグにそれぞれ分けて前日のうちに準備。リュックには多少の余裕があったが、バッグの方がパンパンだった(笑)。
その日は早めに寝ようとしたのだが、僅かに緊張と興奮をしており、中々寝付けなかった。
翌日は流通センター駅を出た所で9:30くらいに妹と待ち合わせ、サークルチケットを腕に巻いて自分のスペースへと移動。事前に妹に「設営や売り子を手伝ったり、買い子をして欲しい」と頼んでおり、承諾してくれたので来てくれたのだ。丁度俺と同じモノレールに乗っていた為すぐに合流できた。
妹も即売会で同人誌を頒布したりしている為、準備はかなり手慣れていた。そして........
↑設営が終わった時の様子がこちら。道具を一式持ってきて欲しいと頼んだのだが、どうやらポスタースタンドの台を忘れてしまったようなので、この様に布にポスターをテープで貼り付けた。これでも十分良いね!
10時丁度になると点呼係の人が回ってきてサークル名をチェックされた。やっぱり点呼って取るんだね。
M3が始まるのはいつも10:30からなのだが、知り合いのフォロワーさん2人が始まる前に挨拶に来てくれて、2人共新譜を買って行ってくれた。(本当はいけないんだがw)
そして遂に、10:30。待ちに待ったM3の開幕である。
10:30になった瞬間に妹に買い子を頼み、1人でスペースにいることに。事前に会場マップを渡し、回って来て欲しいサークルと買って欲しいCDなどのリストをLINEで教えてあったのでマップを見ながらスイスイと買い物を済ませて戻って来てくれた。
2人で店番をしている間は俺がCDをお客さんに渡し、妹がお金を受け取ったりお釣りを渡す、という風に役割分担をしていき..............。
なんと、CDは2つとも午前中で完売してしまった!!!
少数とは言え、初参加にも関わらずすぐに全部捌けてしまったので自分でもビックリしており、「凄いね!」と妹も言っていた。
CDが全部無くなったので、あとは自分で頒布物を買いに回ることに。(妹に回ってもらったのはどうしても欲しい物とすぐ無くなりそうな物だけだった)
俺が帰って来てその間誰か来たか尋ねると「6人くらい来た。外国人の人が無くなってることにかなりショックを受けてたよ(笑)」と妹。
いや〜、もっと刷ってくれば良かったかなあ............。
完売したので俺らは13時頃早々と撤収し、まだ回っていないサークルに挨拶に行ったりした後、浜松町の寿司屋で2人で食事。
色々と駄弁った後、謝礼金をその場で渡した。
余談だが、Twitterで俺が「一般参加と違ってサークル参加すると欲しいCDとか買えなさそうだよなあ、売り子を残しておくとはいえ開始早々回ったらまずいかな?」とツイートした所「いなくなるのは良くない」というリプをいただき、後にその人とDMをしていて、「これは闇の話なんだけど、欲しい頒布物があるなら開場前にサークル回って建前上名刺代わりに新譜を交換するって手があるよ」と教えていただいたのだが、いくらサークル参加することにより他のサークルさんの頒布物が入手しにくくなるとは言え、開場前に手に入れてしまうのは流石にズルいと思った為、妹にお使いを頼んだのだった。
↑尚、俺がその日ゲットした頒布物がこちら。
今回は金欠だったので予算を低く設定していた為、あまり買えなかった。
まあでも欲しい物は殆ど買えたのでヨシ。
今回頒布したCDRについて
M3の思い出は大体綴ったので、後は今回の新譜についてもちょこっと語って行こうと思う。
先ずは収録曲について。
世紀末帝王HAMADURA2023
旧譜にも収録した渾身のナードコア。
とある魔術の禁書目録3期の浜面仕上をテーマにした一曲。
原曲は2019年に制作しており、その曲は音が全体的にチープ&音同士が全くマッチしていなかった為話にならないクオリティだったのだが、構成自体は良かった為、構成をそのままにしつつサウンドを一新するという形でリリース。
聴いてもらえば分かるが、4年間で大分成長できたと思う。
SUGOI PUNCH Pt.2
昔リリースしたSUGOI PUNCH!!!のパート2。去年辺りにIzum1氏のレーベルのコンピに提供した楽曲。原曲は音も構成もレベルが低かった為、構成も一新。
コンピの締め切りに間に合わせる為にキックの音作りを怠ってしまった為、今回の新譜ではキックをもうちょい重くしたバージョンを収録。
後はキックロールが鳴る部分だけオートメーションを使って若干音量を下げたりとか。
因みにどういう訳かsoundcloudで一番再生数が多いです。
Our Comic Party
ネロクロコ氏主催のHyperRave02に提供したこみっくパーティーネタの楽曲。135BPMとかなりゆったり目。
HyperRaveシリーズは現在非公開にされており、またネロクロコ氏が「自由にリリースしてもらって構いません!」と言っていたので収録。
これも微修正を施した。この曲もコンピの締め切りギリギリまで制作しており、かなり雑に作ってしまったのでかなり修正の余地というか、どうしても直したい所があったので。
因みにこの曲はネロ氏とSana Logic氏に褒めてもらった。「このコンピの中で一番RAVEっぽい!」という感想をいただき、とても恐縮だ。
AQUA
同じくネロ氏主催のHyperRave03に提供したみずいろネタの楽曲。200BPMと速め。
この曲も締め切りギリギリまで制作していた為雑に作ってしまい、かなり気に入らない部分があり、結構修正した。
特に歌が埋もれていた為、歌をかなり目立たせるなどの工夫もした。
余談だが、この曲は確かIzum1氏の恋愛ChuネタのGABBAとmechakawagirl氏のToHeartネタのGABBAの間に挟まれて収録されていたような記憶があり、「俺だけ毛色が違くないか...............?」などと考えていたような記憶がある。
Girl's Inerface
travongle氏のコンピに提供した290BPMのブレイクコア。前々から300BPMの曲を作ってみたいと考えていたのだが、この曲で300だとちょっとバランス崩れるかな〜と思い、290で丁度良いテンポに落ち着いた。
サンプリングの元ネタは昔Rotterdam Recordsからリリースされた"Boy's Interface"という曲。なんか無性にサンプリングしたくなった。
ブレイクビーツを刻む行為にはあまり慣れておらず、この曲で初めてアーメンを一生懸命刻むことになったのだが、これがとにかく難しい。
最初ドラムマシンにアーメンの色んなサンプルを読み込んでMIDIキーボードで打ち込もうかななどとも考えたのだが、結局波形を切り刻む方が楽に感じた為、オーディオデータをDAW上で編集していた。
ガバキックはTrash 2で作ったら割と良い感じに。
因みにこの曲は以前制作していたノートPCの内蔵SSDが壊れてしまった為、もう取り出せず、修正したくてもできない状態にあったのでそのまま収録。
From The Heart
今回の新譜の為に制作した新曲。
Sharpnelさんが大昔リリースした「フロム・ザ・はあと」の収録曲を繋いだMEGAMIX風の曲。(mashcoreでもあるのか?)
これはかなり構成を練った。別の曲同士のキーが混ざり合っても違和感のないように、また、合計8分くらいに収めると元から決めていた為、1つのパートを1分くらいで終わらせようなどと計算もしながら作っていた。
聴いてもらえば分かると思うが、前半の4分が歌モノで後半の4分がGABBAパート。GABBAパートの2曲はそれぞれに2分間割り当てた。
Loctek氏のMAD BREAKSから着想を得ており、「自分もSharpnelさんから多大な影響を受けてることだしこういう曲を作ってみたいなあ」と以前から思っていた為、遂に制作に至った。
(余談だが、かつてpencilさんもHe Has Gone VirtualというSharpnelさんの曲をごった煮にしたmashcoreをリリースしていたことを今日知ったw)
世紀末帝王HAMADURA2023(Lzie Remix)
1stアルバムを制作するにあたって「やっぱりオリジナル曲を誰かにリミックスしてもらいたいな〜」と考えており、HAMADURA2023のリミックスを依頼したいなあ、でも誰が良いかな..........?と考え、この人にしてもらいたい!と思ったのがLzieさん。1月頃DMを送った所、彼は喜んで承諾して下さり、「できれば無償で引き受けさせて欲しい」と言って来た為、彼の意思を尊重し、報酬金は払っていない。
原曲要素は薄いものの、良い感じのジャングルに仕上げて下さり感無量。歌パートに絶妙に絡み合うサブベースとアーメンがたまらんね。
こちらの曲はリテイクなしで一発で納品していただいた。
世紀末帝王HAMADURA2023(DJKurara Remix)
Lzieさんに依頼する前の12月の段階で声をかけさせていただいたのがKuraraさん。
リテイクは2回お願いすることになってしまったが、めちゃくちゃカッコイイ!!!
フレンチコアとメタルが融合したような感じのリミックスで、音がとにかくカッコイイし、構成もとてもユニークで、最高なリミックスに仕上げていただいたとしみじみ思う。
Kuraraさんとは制作に入る前の段階でメールのやり取りを頻繁に交わし、綿密にコミュニケーションを取っていた為、最初の1発目の段階で既に「うお!何これやべえ!!!最高だ!!!!」と舞い上がっていた。
因みにリテイクの内容だが、Kuraraさんが俺の打ち込んだシンセをそのままサンプリングしている箇所があり、俺が渡したパラデータにリバーブをかけたままだった為、音が遅延しており、そこを修正して欲しいというのが主な内容だった。
つまり、完全にこっちのミス。。。今までにも「パラデータを渡す時はエフェクトを切ろう」というのは耳にしていたのだが、まさかあんなに遅延するとはね.............。
次回から気を付けます。
とまあ収録曲に関してはざっとこんな感じ。
既に書いた通り、音圧がバラバラでまとめるのが本当に大変だったよ。
Girl's Inerfaceに関しては特に音がデカく、SSDが壊れていて取り出せなかったので強引に音量を下げる形でなんとかまとめた。。。
DTM、もっと上達したいなあ...............。
さて、次回の秋M3だが、今のところサークル参加する予定はない。
1つのアルバムに6曲オリジナル曲を入れるとして、春M3から秋M3まで6ヶ月、その間に1ヶ月につき1曲のペースで制作しなければならないので、俺には無理そうだなと。
体力的にもだし、ネタもそんなにすぐには降ってこないし。
そう考えると毎年2作のペースで出してたSharpnelさんは本当にすごい人なんだなあ、、、
やはりSharpnelさんは偉大だ。
モテるための努力ってするべきなんだろうか?
3ヶ月ぶりの更新となりました、寒暖差に精神を地味にやられているパトリオットです。寒くなったり暖かくなったり、お天道様は気まぐれですなあ。
さて、それでは早速本題に入っていこうかと思う。
今朝TwitterでTLを眺めていたら「眉毛を整えろだの髪を整えようだの言われるが、正しいやり方を誰も教えてくれないじゃないか」というようなツイートが流れてきて、「いや、もしやる気があるのならやり方を必死に調べれば良いだけでは........?」と思ったのだが、そのツイートのリプやら引用RT欄やらを掘ったり、色々と関連する話題を検索していく内に非モテ叩きツイートやらオタク叩きツイート、チー牛叩きツイート(尚俺はあいつらの言うチー牛の定義がよく分かっていない模様)が山程目に入り、朝っぱらからBAD入るという「自傷行為」をまたしてしまった。何やってんだ俺は..........。前にも「不愉快な話題は検索しない」って決めたじゃないか!
いや、確かに俺も「調べりゃ良いじゃん」とは思うが、SNSで批判的な投稿を高頻度でする人って口が悪いことが多くて。。。見てて気分が悪い。。。
因みに大元の該当のツイートはこちら。↓
「眉毛整えろよ」「髪整えようよ」
— 窓際くん (@superincel777) 2024年3月14日
↑その“整える”が分かんねぇんだよ、
眉毛整えようと思っても左右でバラバラなるし、ワックスつけようと思っても頭がカピカピになるだけやし
何だよ、“整える”って、具体的にとうするんだよ、お前らはいっつも肝心な事は教えてくれないんだよな
で、色んなツイートを見ていると、批判者のツイートは「調べろ」「モテたいなら努力しろ」「ありのままを受け入れてくれというスタンスだからモテないんだ」などといった意見が散見された。
で、いつもの「非モテVS非モテ叩き」の構図になっているという。
ここで思ったのだが、果たしてモテるための努力ってするべきなんだろうか?
モテるための努力はすべき?
俺は前々からずっと考えに考えを重ねてきたのだが、結論から言うと俺はモテる為の努力は必要ないと思っている。これにはそもそも、俺はモテたいとは考えておらず、「自分が好きな人の好きな人になれたら良いな」というスタンスだというのもある。
「モテる」と言うのは不特定多数の異性から人気を集めたり、チヤホヤされるということ。俺はそうではなく、あくまでも自分が好きな特定の人と結ばれたいという意思が強い。
不特定多数というのは、言い換えれば万人だ。
万人というのは、言い換えれば具体的な誰かではないということだ。
この「具体的な誰かではない」というのは「特定の人」の対になる概念だろう。
俺は努力とか云々以前に、「モテたい」.........つまり「万人から好かれたい」と思い、ましてやそれを公言してしまうのは良くないと思う。
何故ならそれは無関心そのものだからだ。
モテたいというのは言い換えれば「誰彼構わず好かれたい」、つまり正に「誰でも良いから付き合いたい」状態なのである。
現にTwitterでも「モテたいなら眉毛や髪を整えたり筋肉付けるなりしろ」という声があるが、もし俺のように「特定の誰かに好かれたい」という意思があるのであれば、別に必ずしもそれらのミッションを達成する必要はない訳だ。
何故なら眉毛・髪・筋肉等の問題は、一般論として女子ウケが良くなるという話であり、ほぼ全員の女子に好かれるであろうと思しき要素に過ぎないので、そういった万人に好かれたいのであれば整えたりするべきだが、特定の誰かに好かれたい場合、個人によってタイプの男性やら好みやら違ってくる。その人の好みに合わせてあげることが大事になってくる訳だ。要するに、モテたい人はラベリングをし、俺のような「好きな人の好きな人になりたい」タイプの人はラベリングをしない、ということ。
なので、現に俺は眉毛を整えていないのだが、もし俺に好きな人ができて、その人が「男性は眉毛を整えていた方が好き」だと思っているのであれば、俺は整えるつもりがある。これは決してモテたいからではなく、個人の好みに合わせて努力し、相手に合わせるため自身を変えるということ。
モテたい人は他人に対して無関心
で、さっき「無関心そのもの」と言ったが、これについてもう少し深掘りしていく。
万人に好かれたい...........つまり、誰でも良いから付き合いたいということを公言してしまうのは非常に危険だ。
「誰でも良い」というのを聞き手はどう受け取るか?きっと「ああ、この人は私じゃなくても良いんだ」「私(達)は替えが利く存在なんだ」と思うことだろう。
別に恋人にだけ特別な扱いをする凶暴な男になれ、と言っている訳ではない。交際する人間はちゃんと選べ、と言っているのだ。
関心とは興味を持つ、心を惹かれて注意を向けるということ。モテたい、つまり万人に好かれたいという気持ちに関心なんて欠片もないのは自明だろう。
そもそも万人に関心を向けるというのが不可能でもある。これは人間関係以外のことにも言えることだが、趣味にしろ勉学にしろ、自分の「関心のある」分野というのは絞るものだろう。
もうここまで書けば分かると思うが、つまりモテたいと公言している人は「あなた達に関心がありません」と言っているようなものなのである。
それってすごくドライじゃないか?
まあ、モテたいがために努力して異性と交際して、それがキッカケで相手に対して関心という意識が芽生える可能性もあるだろうが、基本モテたいと公言している人や、モテたいがために努力している態度が露骨な人はナンパ師のようにマイナスのイメージを持たれがちだと思うので、交際に至り尚且つ長続きするハードルが高い気がする。
第一印象について
これは身を持って感じたことなのだが、第一印象というのは長い間交際する前提であるならば大した問題ではないのだ。
俺は学生時代、「最初は好かれてたけど徐々に嫌われていく」経験と「最初はなんとなく嫌われてたけど徐々に好かれていく」経験の両方を積んでいるため、これはハッキリと言える。
最初のイメージは然程重要ではなくて、そこからどうやって挽回していくか、またはどうやって好かれた状態をキープできるかが重要なのだ。
モテたいがために容姿を整えて第一印象を取り繕ったところであまり意味を為さないのだ。
そういう人達が恋人をキープするには、やはり内面が重要になってくる気がする。
外見よりも内面が大事
俺は好きな人の好きな人になるために外見も整えようかな、という話を先程した。
勿論それも大事ではあるが、やはり同性異性問わず交際していく上で大切なのは人の内面ではなかろうか。
正直、外見よりも中身の方が10倍も20倍も大事だと思う。
なのでモテたい人達も、外見を磨くことも勿論突き詰めたければ突き詰めれば良いが、同じくらい内面を磨く努力をしてみては?と思う。
人は肉体や容姿は歳を重ねるにつれ衰えていく一方だが、人間性や精神の成長に限りはないと信じている。
実際、若い時は外見が、年老いてくると内面が重視されるという話は聞く。
そもそも生きていく上で、学校生活や社会生活を送っていく上で外見よりも内面が大切なのは言うまでもないだろう。
蔓延るルッキズム
Twitterを見ていて思ったのだが、どうも身嗜みやら容姿やらでマウンティングしたいと思ってそうな人がちらほらといて、「ああこいつらのせいでルッキズムが無くならないんだろうな」とも。
個人の可愛くなりたい、カッコ良くなりたいという意思は尊重されるべきだが、その価値観を他者に押し付けたり、容姿で差別するようなことはあってはならない。
モテたいがために容姿を改善するよう努力することも、ルッキズムを助長してしまう一因になる気がする。ぶっちゃけると特定の人に好かれるために容姿を改善するのも含めて。
そういう意識は極力無くしていきたいところではあるが、まあそうは行かないのだろうな。特に若者。
自分らしさも大事
モテるために人に合わせることも大事だが、自分らしさも大切にして欲しい。
たとえ好きな人の好きな人になるにしても、ありのままの自分を受け入れてくれ!とまでは言わなくとも、ある程度自分の個性を尊重してくれる人と交際した方が良いんじゃないかなと。
先程書いた眉毛にしても、自分が「俺はどうしても眉毛を剃りたくない!」と思うのであれば、そういう意思を尊重してくれる人と付き合うのも1つの手だ。
まあ、既に書いた通り「ありのまま」を受け入れることは難しいことなので、相手に合わせつつ、自分も合わせてもらいつつ、って感じの交際がベストなんじゃないかね。
終わりに
まあそんな感じでまた相変わらずダラダラと書いてしまったが(これでも簡潔にまとめた方)、俺が言いたかったことは以上です。
モテたいという意識やルッキズムは無くなった方が良いと思うし、逆に、自分も相手も尊重するアサーティブさや内面の努力はずっと大切にしていきたいし、同性異性問わず交際やコミュニケーションは人々の生活には欠かせないモノなのでどうやって向き合っていくかも考えなくちゃならないし............。
ちょっと色々と詰め込み過ぎたかな?
はい、という訳でここで一筆置かせてもらいます。
因みに俺もできれば交際からの結婚をしたい願望があります。
素敵な人との出会いがあると良いのだが..............。
2023年に聴いて良かった曲BEST 10。
3ヶ月ぶりの投稿となります、パトリオットです!いや〜〜〜今年の冬は特に寒い!
それにしても、今年も相変わらずブログをロクに更新できなかったなあ.........。
いつだか「もっと人の役に立つような情報を発信したい」って言ってた記憶がありますが、肝心のネタがあまり無いと言う。。。
それでは早速、今年聴いて良かった曲BEST 10を発表したいと思います!今回も同人音楽中心です。
去年はランク付けしましたが今年はしません。ランキング形式で発表するとなんとなく作曲者さんに失礼な気がするので。
DJKurara - Donald McDtek
今年の秋のM3でリリースされたロリガバの新作CD「GIDDY STRIKERZ」の収録曲。僕はM3前日のリリパで一足早く購入しました。
マクドナルドのキャラクターのドナルドの声やら歌やらポテトの揚がる音やらをふんだんにサンプリングしたハードテック。ドナルドの歌なんてあったんですね。
最後の方で「U.N.オーエンは彼女なのか?」に合わせてドナルドが歌っているのは某MADを意識してのことでしょうか?個人的に「平成のニコニコらしさを意識した曲だな〜」としみじみ思いました。令和の時代になってもこういう古いネタの曲を作る人がいることに強い有り難みを感じております。
余談ですが、この曲は今年開催されたオンライン配信イベントの限界集落祭(3回目)で使用させていただいたのですが、途中の爆音地帯の部分でEQのMIDを少し切る必要があったりしたので、赤メーター叩かないようにするのに厳重な注意を払って録音していました。まあ赤メーターをちょっと叩いたくらいでは音割れはまず起きないですけどね。
Q - ワンワンワン
今年の春のM3でリリースされた「4って鳴く犬コンピレーション」の収録曲。作曲者のQさんはナードコアのクリエイターであり、彼もまたナードコアのファンで、過去にDJでSharpnelさんやレオパルドンさんの曲なんかもかけたりしていました。
今年は彼の憧れだった「トラックメイクしてたらDJオファーを頂ける」という目標も達成できたようで、非常にめでたいですね。11/25にTRIANGLE OSAKAで開催されたMOST MUSCULAR GXRというイベントに出演したそうです。
このコンピはTwitterでバズった「4!」と鳴く犬の鳴き声をサンプリングするといった趣旨の曲が収録されており、Qさんはこの他にももう1曲(合計2曲)収録されています。
この曲を初めてウォークマンに入れて聴いた時、とてもドープで、ドラム(キックやらスネアやらハイハットやら)のリズムパターンの組み方が非常に凝ってるな、という印象を真っ先に受けましたね。
曲のテンポは160BPMで、普段の僕は速い曲を聴き過ぎているせいで190BPMでも遅く感じてしまうのですが、この曲は何故かアップテンポに感じることが多いです。やはりドラムのリズムパターンが複雑なせいなんでしょうか。
僕もこういう風なパターンを組めるようにもっとMIDI打ちを上達させねば..........
pencil - φなる・はーどこあ
今年の春のM3にロリガバブースへの委託で頒布された「Melodic Domination」収録曲。このCDはブースに置かれた枚数が非常に少なく、僕は買い逃してしまったのですが、このM3の後の時間帯に開催されたdigital offlineで奇跡的にゲットすることができました。コンピの主催のHellfury氏は急遽digital offlineにシークレットメンバーとしてトリに出演したんですよね。その時に箱に持ち込んで下さった模様。
昔の恋愛ゲーム「Φなる・あぷろーち」を原作としたアニメの音声をサンプリングしており、僕もアニメは観たことがないものの、主題歌は知っていたので主題歌のリミックス地帯で非常にブチ上がるなどしておりました。
前からpencilさんのサンプリングの仕方は面白いな〜と思っていたのですが、この曲は特に凝ってるなという印象を受けました。「それでは〜VTR〜スタート〜!」の後に主題歌のリミックス地帯に突入する構成とかかなり面白いですね。
こういうアニメネタのガバはやっぱり中毒性が高いですなあ〜。
このコンピは以下のページから購入できます!
hellfurycompilations.bandcamp.com
Cyte - PettanCore
今年の秋のM3でリリースされた「Impact damage」収録曲。東方アレンジの「つるぺったん」のロリコアアレンジ。
このアルバムはM3より前にbandcampで視聴することができたので全曲聴いてみたのですが、原曲補正もあったかも知れませんが特にこの曲が突出していると感じました。
テンポはピッタリ200BPMで、キーはアナログな方法で移調したと思われますが(DJソフトで言うなら、MTを切った状態でテンポを上げる行為。要は早回し)偶然にもA minor(C Majorの平行調)になっており、上手く言い表せませんがとても「聴きやすい」仕上がりになっていると思いましたね。やっぱりC Majorの曲って黒鍵の音が基本的に含まれていないし青っぽいイメージがあって青空を連想させるしで「純粋」なイメージがあるんですよね。色のイメージは人それぞれですが、個人的にこの調は非常に「純粋」で「美しい」イメージがあります。
ノイジーなアーメンブレイクもCyteさんの平常運転って感じで本当に素晴らしいです。
M3でCyteさんのブースで「bandcampで視聴したんですけど特にPettanCoreが最高でした!やっぱり東方アレンジとブレイクコアは合いますね〜」と伝えることができて良かったです。Cyteさんも笑顔で「いや〜そう言ってもらえると嬉しいです!ありがとうございます!」と返して下さいました。
もっとこういうロリコアのトラックメイカーさんが増えて欲しいですね。
Technohead - Jetset No.1
大昔にMokumからリリースされたTechnohead師匠の曲。ストリングスが心地良いテクノ。Acceleratorシリーズと曲調が似ており、過去に「Jetset / Accelerator」というレコードもリリースされていますね。因みにJetset #2という曲もあります。
ブレイクビーツを刻んでいるのか1から音作りをしているのか分かりませんが、この曲もとにかくドラムのリズムパターンが複雑かつグルーヴィーで最高にブチ上がります。
DJでいつかこの曲をかけてみたいですが、この手のゆっくり目のテクノをあまり知らないので、MIXの中に捩じ込むのが難しそうですね.........。もっとdigらないとな〜。
ゴッドOD - 魔女宅急拳 (Dr. Power Bomb mix)
今年行ったクラブでかかってて初めて知った古のナードコア。ゴッドOD氏の曲はあまり掘っていないので、恥ずかしながらナードコアファンにも関わらずこの曲の存在を全く知りませんでした。サイケアウツ氏の曲もリリースしているStereo Recordsからのリリースですね。
魔女の宅急便のBGMやキキの声を延々とサンプリングしており、その上に単調なブレイクビーツを足すという古典的なナードコアの作り方で作られているので、シンプルながらも僕は一気にこの曲を大好きになったのですが、宮崎駿監督が聴いたら怒りそうですねw
この手の曲を発見する度に思うのですが、やはり昔の曲であってもどこか新鮮さを感じられる曲は良いですね。存在しない筈のノスタルジーに浸ってしまいますw
ただ一点気になったことが。最後のメロディオンリーの展開に入った所で気付いたのですが、オーディオデータの編集の手を抜いているせいか4小節目の最後の音と5小節目の最初の音の間隔が狭く、「タタッ」と走ってしまっているように聞こえるので、編集はキチンとして欲しかったですね.........。その点八卦商会の曲の編集の仕方はやっぱり凄いなと。(他者と比較すんなアホ)
Yakumo - ぼっちでもDubtek
去年のクリスマスイブにロスフロさんからリリースされた「ぶーと・こんぷれっくす!」の収録曲。このコンピはぼっちざろっくの主題歌やサンプリングをした曲のみを集めたモノで、収録したい人を事前に募集しており、応募した人の曲を全て収録すると言った中々大掛かりなアルバムとなっております。総勢なんと40名!
その中でも特にこの曲が刺さりました。
Yakumoさんのブログを読むに彼はこの曲に色々な想いを込めていたそうで、1リスナーである僕はその想いをブログを読むまで感じ取れなかったのですが、単純に「カッコ良い」「音が強くて良い」「ノリノリになれる」などと思いました。もう何度もリピートしましたね。
因みにこの曲の解説的な記事はこちら。↓
僕もこのくらい作曲に熱量を注げたら良いな............。もっと色々考えて制作しなきゃ。
テクノウチさんが過去に執筆した「読む音楽」という本にも書かれていましたが、やはり音楽は単純な「音の要素」だけしか注目していないとつまらないですよね。その音楽に込められたメッセージなどの「音以外の要素」も含んで音楽なんだとこの曲に出会って改めて痛感させられました。そんな、僕にとって貴重な曲の1つとなりました。
正直、僕は歌詞のない音楽に関してはその曲の背景や作曲者の人生などのメッセージをあまり重視しておらず、単純にその音を聴いてブチ上がれるかどうかが大事だと思っている、と言うかそもそも歌詞がないとメッセージをあまり感じ取れない鈍感野郎なので、皆さんもこういう解説的な記事を沢山書いてくださると嬉しいです!(他力本願)
DJ Ad feat. Casketkrusher - The Rave Blaster
今年の1月にMokumからリリースされたイケイケレイヴィーGABBA。やっぱこういうオールドスクールな感じのGABBAは良いですね!
ガバキックが90年代〜00年代を彷彿とさせます。(尚僕はその頃ハードコアの存在すら知らなかった)
この曲がリリースされた当初「久々に最高のGABBAがMokumからリリースされたぞ!」って大興奮して何度もリピートしていましたね。正直Mokumから出る曲がワンパターン化しているというか、マンネリ化していた時期だったので嬉しかったです。
常に同じフレーズがループされるタイプのGABBAも勿論良いですが、こういう風に展開があった方がやっぱり飽きにくいし常に脳汁出っ放しになれるんだよな〜。
fuluca - the niconico medley to hyperflip pipeline
今年9月にロスフロさんからリリースされた和製Hyperflipコンピ「FASTFUSION」収録曲の中で一番刺さった曲。
今も尚Hyperflipブームは熱量が凄まじいですが、思えば2年前のいえブでbreakchildが出演した辺りからdariacoreという呼称が定着してきて、一時期下火になったこともありましたがまさかここまでこのムーブメントが盛り上がるとか想像していませんでした。
Hyperflipムーブメントはあらゆる界隈が一気に繋がって盛り上がっているように思えますが、どの界隈も「ニコニコらしさ」を帯びているように感じるんですよね。
このfulucaさんの曲は正にニコニコの要素が満載で、平成に盛り上がっていたコンテンツを思い起こさせるような曲なので平成生まれの僕にブッ刺さるのもまあ納得っちゃ納得。
まるで走馬灯のようだ.........。他の人も言っていましたが、葬式の時にこの曲を流して欲しいw
因みにサンプリングした曲リストはこちら。↓
FASTFUSIONでサンプリングした曲です pic.twitter.com/o8O9UIv12d
— fuluca (@fuluca_7789) 2023年9月9日
SGHAL - Hardtek Foolcore
最後はこの曲!宮城を拠点に活動しているスガハルさんが去年辺りにTwitterで無料で公開していた曲です。
僕は公開された当初はdropboxからダウンロードするのを面倒臭がっていて全く聴いていなかったのですが、今年9月に開催されたオンラインイベント「ドスコア」にてNormcoreさんがかけているのを聴いて「え、何この曲!ヤバ!カッコ良すぎるだろ!」と思い、セトリを見て検索をして「ああこれ去年スガハルさんがdropboxで公開してたやつだったのね」となり、早速ダウンロード。
彼はちょくちょくDAWの画面をTwitterにアップしているのですが、プロジェクトファイルに貼り付けられたオーディオデータの数が膨大な量で、毎度「スゲェ手間かけて作ってるな〜〜〜」と開いた口が塞がりません。
この曲はVodkaやらテキーラやらにんげんっていいなやらあらゆる曲、ボイスやらシンセやらがふんだんにサンプリングされている、mashupの側面もあるイケイケHardtek。
彼はDJにも精通しており、DJっぽい繋ぎ方をしてる曲だなと感じました。抑揚の付け方や展開の広げ方、ラストへの持って行き方がとても上手な印象を受けましたね。
いや〜〜〜マジであのクオリティはお金取るべきでしょう..........。
はい、そんな感じで今年聴いて良かった曲BEST 10の発表が終わりました!
僕もこういう記事に名前と曲が載るような曲を作りたいですね。もっとDTMを頑張ります。向上心大事。
あと来年こそは公募という形ではなくDJのオファーが欲しい、、、
それではまた。
皆さん良いお年を!!!
割れ音源でDJすることについての是非について。
はいどうも、イリーガルな音楽の虜になってから9年近く経っているパトリオットです。相変わらず毎日のように同人音楽をdigっています!来年は同人音楽歴10年目になるのかあ..........。
それにしても9月も半ばだと言うのにまだまだ暑い!早く涼しくなってくれ〜。
はい、そんな訳で早速本題に入って行きたいと思うのだが、今回はタイトルにもあるように、ちょっと割れ音源でDJする行為について考えていきたいと思う。
今Twitter上では、MOGRA(秋葉原にある箱)で開催されたイベントで割れ音源でDJしてしまったが故に炎上してしまったユーザーがおり、今日は1日中TLが割れ行為についての話題一色だった。
今までにもDJ界隈では割れ音源の是非について議論が行われてきたが、今回は特に盛り上がった(?)と感じたので今更ながらに記事として書き起こしておこうかなあ、と。
これはDJ界隈、並びに同人文化にドップリと身を浸している1人の人間として、色々と考えさせられるような問題であり、また俺のライフスタイルにも直結する問題でもあり、元から著作権周りのことに関しては特に関心のあるトピックであった為、一度改めてここで色々と考え直してみようかなあ、と思って今日記事を書いてみようという気持ちにまで至った。記憶が新しい内に書いた方が良いからね。
それでは興味のある方だけお付き合い下さい!
※J-CORE界隈中心の視点に立ってしまうかも知れんがごめんなさい。もしかしたら他のDJ界隈とは価値観とかが大分違うかも。
そもそも割れ音源とは?
先ず最初に割れ音源とは何か?
それは簡単に説明すると、正規のルートで購入したものではなく、ファイル共有ソフトなどを用いたり、YouTube等からソフトを使ってダウンロードした音源のこと。「割れ」の語源は、違法コピーされたソフトウェアを意味する"Warez"(ウェアーズ/ワレズ)から来ている。YouTube等の動画サイトからファイルを落とす行為は、"割れ"以外にも"ぶっこ抜き"と呼称されることもある。
言うまでもなく割れ行為は犯罪であり、ネットにファイルをアップロードするのもダウンロードするのも法律で禁じられている。
ただ、俺の属している界隈とは切っても切り離せないモノのようにも思える。
発端
発端となったのはこちらのツイート。
先日、秋葉原MOGRA様にて開催されたDJ STAGE4 Beginnersでの自分のDJで使わせて頂いた曲の内数曲程割れ音源を使用していました。自分自身の軽率な行動により、多くのスタッフ様、そして見に来て下さったお客様の皆様には多大なるご迷惑をお掛けました。
— ☄️QOM3T / こめっと☄️W II両日参戦🟥🟩 (@Spion_Beats0213) 2023年9月11日
下へ続く
要約すると
・DJで使用した割れ音源は数曲程度
・彼はまだ18歳で、初の現場だった(つまり初回のミス)
・悪気はなく、ただ純粋に皆と盛り上がりたかった
・金銭面に余裕がなかった
・本当に申し訳なかったと思っている
と、非常に低姿勢で誠意のある謝罪を一連のツイートでしており、俺は純粋に「割れはいけないことだけど、心を入れ替えてこれからまた頑張って欲しい」と思った。
では、皆の反応はどうだったのか?
皆の反応
それでは皆の反応を某まとめブログ風にザックリとまとめていく。
と言うかツイートの文章をそのまま載せていく。編集が面倒臭いからw
・割れ音源を使うのは良くないことだけど、18歳のDJの人をボコボコに叩いて追放するより、そういうのは良くないからやめてちゃんと音源買って頑張ろう!って諭す方がかっこいいのでは。
自分たちの居場所を守りたくて取る行動がSNSでボコボコに叩く、というのはちょっと変。
・割れ音源流しちゃったDJの子に対して、自分がただ話題に乗っかりたいからって
常識を超えて侮辱的な発言をしたりバカにしたりネタツイをしている大人の人達、正直割れ音源流しちゃった18歳の子よりも常識に問題があると思うよ やめましょうよそういうの本当に
・かつてアニクラの一部remix界隈には、アニメ放送開始直後にシングルが発売されていない段階でテレビサイズのオープニング曲をぶっこ抜いてbootlegを作り最速でアップすることを競うムーブメントがあったと思うんですよね。割れ音源のことを考える時にいつもここにぶち当たります。
・割れ音源DJで炎上するその潔癖さが、カルチャーが発展拡大しない理由です。
・割れ音源叩いてるDJのみなさんはもちろん違法アップロードされたAVやエロ漫画を見て抜いたりしてはいないとは思うのですが…(勿論皮肉)
・違法と倫理の尺度を一つのモノサシで0-100で叩く人がTwitterで多い印象だけど、コンテンツに対して全てを法に基づいて潰しても、全てを個人の倫理尺度に基づいて潰しても、クラブも世界もどんどんつまらなくなるので難しい。でもみんなで思考を続けるしかない。とは常々思ってる。
・割れ音源使うのはやめようね!というのはごもっともであるが、
私は過去に、ちゃんとした手段で手に入れた音源なのに、「それが音源として出回った事がある」ということを知らない人が勝手に割れ音源使ったでしょとか言われたことがあるので、割れ音源警察行為をするのもお勧めしないどす
・別に深くつっこむつもりはないけど利益を考えてるなら割れ音源と駿河屋やメルカリで買ったCDの音源って変わらないじゃん
つまりみんな廃盤をbandcampでデジタル売りましょう
・初心者向けの公募イベントに出た若い子が何もわからず使っちゃってちゃんとごめんなさいって言ってんだから関係ない人がそれ以上のことわーわー言うのは野暮ですよ
↑このように、着眼点は人それぞれ違えど彼を擁護する人が圧倒的に多いような印象を受けた。この中にはTL上に流れてきたツイートと検索して拾ったツイートの両方が含まれているので、公平なんじゃないかなあ、と。
因みに一番下のはMOGRAの店長さんのツイートだ。
彼に対する批判も幾つか見受けられたが、現段階で削除されていたり、見つからないツイートが多いのでここでは敢えて取り上げない。
これらの反応を見れば分かる通り、この割れ音源問題には様々な事情が絡みあっており、かなり複雑な問題なのではないかと思える。
上記に挙げていないツイートも含めて(擁護派も批判者も)、
・割れ音源を使用しているということは作曲者に利益を還元していない
・割れ厨は作曲者に対してのリスペクトの精神が欠けている
・割ると音質が下がる
・利益云々言うんなら廃盤になっているCD等は普通に割っても良いんじゃね?
・正規の音源なのに音質が酷いことだってあるよ?(割れ警察による冤罪が生まれる)
・そもそも割れを叩いてる人は違法視聴とかしたことないの?
・今のご時世、割ったことのない人の方が稀でしょ
・割れとか以前にアニリミとかブレイクコアとかも著作権侵害してるよね
・そもそもDJ自体がグレー
・なんでDJのことばっか槍玉に挙げてVJについては全く言及しないの?
・歌い手の音源をぶっこ抜くのはセーフ?アウト?
このように本当に色んな立場、色んな視点の人がごっちゃになっているのですぐに結論を出すのはとても難しいと思う。
それでも、このブログを通して皆の意見と俺の主観を交えつつちょっとでも解決に導けたら良いなと。
割れ音源でDJする行為は何も問題がないのか?
先ず俺の意見だが、結論から言うと音源を割る行為は基本的に悪い行為だと思っている。法的にも倫理的にも。どんな音源かにも依るが、やっぱりお金を作曲者に払えるのであれば払わなければダメだ。割れ音源は基本的に盗品と変わらないので、そんな曲でDJしたいとは俺は思わない。そういう気持ちのDJは俺以外にも沢山いるだろう。
ただ、"割れ音源DJ"という括りでならば炎上したこめっと氏を批判できる人は沢山いるかも知れないが、著作権侵害という括りで見たらきっと殆どの人が批判できないのではないかと思う。俺は正直、割れ音源でDJしたことさえなければこめっと氏を叩ける立場にあるとは思わない。DJに限定せず、"著作権"という大きな括りで考えていくべきだと俺は思うのだ。だってDJ含むアーティストにとって著作権は無視できない存在なのだから。
そもそも皆は今までに一度もアニメやAV等の無断転載のコンテンツを閲覧したりしたことはないのか?俺はこのご時世、ない人の方が珍しいように思える。
ぶっちゃけ俺も昔はYouTubeから音源を抜いたりしたこともあったし、未だにエロ画像やらAVの無断転載を視聴することもある。(クレジットカードを持つようになってからは購入することが増えたが)
そういうことをしてる・或いはしてきた癖に割れ音源DJだけを槍玉に挙げるのは、些かダブルスタンダードではないかと思うのだ。やはり人のことをとやかく言う前に先ずは己の身を鑑みなければならない。
時代が進むにつれ、技術は進歩し、それに伴い人々の価値観も変わってくる。
著作権著作権とは言うが、コピペやら画像保存機能から始まり、スマホのスクショ・撮影機能、そしてファイル共有ソフトやぶっこ抜きソフトの普及、etc.............
これだけ科学が発達した現代に於いて、旧来のような姿勢で知的財産について考えることがもう無理なのではないか?
一応、例えばアニメなんかを観ていても「ネット上へのアップロードは法律で禁じられています」等とテロップが出てきたりするが、それを書いたところでやる奴はやるし、せいぜい違法アップロードされた動画が削除される程度で何か厳しく罰せられたとかの話もあまり聞かないし、本気で著作権侵害を取り締まりたいのであれば先ずはそういった「技術」そのものを潰さなければいけないように思える。
で、じゃあ技術は潰せるのか?という話になるんだが..........
これは何にでも言えることだが、一度世に出たモノは簡単には消えない。
例えば、N-Wordのような差別用語を使用することを法律で禁止し、この世からこの単語を消そうと頑張ったところで消えることはない。N-Wordをリリックに使用している昔のHIPHOPのアルバムをたまたま見つけて知る人がいるかも知れない。
また、憲法第9条にもある通り、戦争は現代に於いて禁止されており、戦争を体験したことのない人が世の中には沢山いるが(今ロシアとウクライナがやっちゃってるけど)、それでも後世に語り継ごうとする人がいる。(ただ、これに関しては一概に悪いことだと断言はできない)
銃でも核兵器でも、料理のレシピでも車の製造法でも、なんでもそう。一度でも世に出てしまったモノは先ず消えることはないだろう。
当時の"記録"がこの世のどこかに残っている限り、必ずそれを掘り返す者が現れる。また、当時を生きてきた人の"証言"によって掘り返されることもある。
そう考えると、今皆が使っている機能やソフト等の技術も、一時的に世の中から消せたとしてもすぐに復活するような気がしてならない。
これではいたちごっこなので、やはり著作権について再考し、法整備しなくてはならないのでは?と俺は思う。
今挙げた"技術"に限らず、DJやブートレグ、新しい音楽のシーン等何にでも言えるが、やはり皆が築き上げてきた文化を壊してしまうのは非常に勿体無いことなので、それらを潰そうと画策するのではなく、それらに対する見方を変え、価値観をアップデートしていくべきではなかろうか。
考えてみれば、いつの時代も新参者は警戒の対象だ。ロックはぽっと出の頃は悪魔の音楽だと批判されていたし、HIPHOPだって黎明期は危険視されていた。今は俺らの界隈でHyperflip(dariacore)なんてシーンが流行っていたりするが...........まあ、そういった新しい芽をすぐに摘もうとするのではなく、理解を深めた上で試行錯誤していくのがベストなんじゃないか?
俺は、誰かの不利益や悲しみの上に成り立っていない文化や技術は極力許容されるべきだと思っているので、そういった著作権法に反しているコンテンツもある程度は受け入れて欲しいと感じている。
尤も、少しずつ体制を整えていかなければ受け入れられることは難しいので、とにかく試行錯誤して行きましょう、という気持ち。
まとめ
..........長々と語ってしまって上手くまとめられなくなってしまったが、俺はDJを本格的に始めてからは1度も割ったことがない。クリエイターさんには極力お金を落としたいと思っているので、廃盤になっていなければ普通に新品を買うし、NYPでも僅かにお金を落とすし、なんなら廃盤になってる音源で割れる状態にあったとしても中古のCDの方を買っちゃうくらい。
でもこれはあくまでも俺の拘りであって、それを他人に押し付けるのは違うのかな?と今回の件で皆の反応を見ていてふと思った。やはり多様性は大事だ。
思えば俺だって昔から「犯罪が必ずしも悪とは限らない」という持論を掲げていたし、あくまでも俺が著作権(と言うか利益還元の話なので実際は窃盗とかの部類だが)に関して遵守しなければならないという意識を持っていただけの話。例えば俺は大麻取締法やら一部の道交法やらに関しては「これ悪法なのでは」と思っていたりする。そもそも犯罪行為と言っても、悪法か否かに限らずそこに至るまでの過程が重要なのであって、結果だけを見て非難するのは違うよね。
そして勿論、大麻取締法やらについて「いやそれは大事だろ」って思ってる人だっている訳でして。人によって価値観は違う。
いや〜〜〜本当はもっともっともっと、
「廃盤になってる作品なら割っても良いのか」
「歌い手の動画をぶっこ抜くことの是非」
「ブートレグや違法サンプリング楽曲の存在について」
とかについても深く掘り下げたかったんだけど、この時点で既に5000字を超えてしまっており、更に言及するとなると余裕で1万、いや2万字とか行きそうなので今日はこの辺で。
やはり我々はもっとフレキシブルになり、価値観を常にアップデートしていかないとな、と感じた1日でした。
後、同じコミュニティに属してるなら、少なくともそのコミュニティに対する価値観はある程度統一しておいた方が良いのかな?とか思ったり。勿論、価値観が正反対でも口に出さなければ争いは起こらないが。
それにしてもマジで複雑だよこの問題..............
とにかく俺は他人の割れ行為にはもう少し寛容になろうかな、と思いました。俺だって音源こそ割ってはいないものの、DJ MIXを収録したCDRを頒布したり、違法サンプリングした楽曲をネットに公開したりしてるしね。人のこと全然言えない訳で。
ただ、現時点ではそういうことはコッソリとやるべきだとは思う。
それから、お金に余裕がある人は割れは極力控えるべきだし、低所得者とか貧困な人でも、出せる分はなるべく出した方が良いかと。いくら文化的功績があるとは言え、やっぱり悪いことには変わりないので、、、
やっぱりクリエイターさんにお金が行かなくなるのも問題だ。
ここら辺の塩梅、難しいよな〜。
ではまた。
このトピックに関心を持ってる方は是非コメントでご意見をお聞かせ下さい!
またいつかこの議題については記事を書くと思います。
8月のハードコアな思い出。
長らく更新を怠っておりました、相変わらず音楽熱の尽きないパトリオットです。
今回は今月の思い出をザッと振り返ってみたいと思います!
5つのイベントに行ったのですが、どれも貴重なイベントだったのでどうしても記憶が新しいうちに記録しておきたくて。
今年の夏は本当に忘れられない夏になった.........。
THE DAY OF HARDCORE 2023
月の頭の土曜はコチラ。久々のTDOH!
このイベントは2020年のCIRCUS Tokyoでの開催以降行われておらず、3年振りのアツいハードコアイベントとなった。当時はコロナ禍真っ只中で出演者も参加者も少なく、確か3000円のエントランス料金を取っていた記憶。(TDOHは基本入場無料)
今回の会場は歌舞伎町にあるEDENという箱で、エントランス料金が500円で、人数は定員60名という小規模での開催となった。キャパ的にそんなにギュウギュウではなかったので快適だったかな。
今回の出演者はまんまFucking Hardcore Tokyoに曲を提供していた面子で、当初はテクノウチさんも出る予定だったんだが、体調不良の為か辞退されてしまった様子。
EDENは居酒屋などが入居しているビルの屋上(11F)にあり、なんと歌舞伎町の入り口にまで爆音が鳴り響いていた模様(笑)。いや〜、自分も漏れてる音を歌舞伎町の入り口付近から確認してみたかったな...........。
イベントの最後に箱の店長のnadecoさんから挨拶があったんだが、彼も元々SharpnelさんやM-Projectさんなどのハードコアクリエイターにバチバチに影響を受けていたハーコーヘッズの1人であったとのこと。そんな彼が遂に自分がオーナーである箱を持ち、そこで年に1度のハードコアの祭典を開けたのは本当に感慨深いよなあ.......。nadecoさんも本当に嬉しそうだった。
来年は再びCIRCUS Tokyoで開催して欲しいものだが、またコロナが流行り出してきてるから難しいのかなあ.......。一体いつまで続くねん!マジで。
Gemeinschaft of Hardcore 2023
~The Alternative Hardcore~
これは俺が出演したイベント。遂に現場でDJできましたよ!初舞台!
会場はまたEDENさん。先週のTDOHが下見っぽい役割も果たせてたかも?
このイベントは200BPM以上のハードコアをテーマにしたモノで、事前にDMで主催のMatsui.Kさんに「イベントのコンセプト的に、オタクネタをサンプリングしたハードコアは控えた方が良いですよね?」と確認したところ、「元々Gemeinschaft of Hardcoreは海外思考のレーベルなのでそういったモノは控えて欲しいところですが、ウケ狙いとして数曲流す程度であれば逆に盛り上がって良いかも知れません。そのあたりがよく分かっていないのでお任せしますってのが本音ですね」と返ってきたので、今回は真面目なガチガチのGABBAやUK HARDCORE(インダストリアル)、フレンチコアなどでセットを固めた。なのでオタクネタの曲はほぼ流さなかった。
開始時間の30分前に会場入りしたんだが、演者の皆さんと挨拶を交わしたり(既に知り合っている人も数名いた)、機材のセッティングを手伝ったり、音出しを数分したりしている内にあっという間に本番が来てしまった。30分って短いね.......。
開始早々来てくださったお客さんもおり、思ったより人が多くて嬉しくなった。外国人のお客さんもいた。
んでいよいよ俺の番が。フライヤーを見れば分かる通り俺は4番手で、「ちゃんとまっそさん(俺の前の人)と交代できるかな?」と不安だったんだが、まっそさんに色々聞いたりしてなんとか俺の番がスタート。DJブースにスピーカーが無かったのが幸いしたか、声が聞き取り易くコミュニケーションがちゃんと取れて良かった。
以前浅草のStellaという箱のSTAR☆WEDNESDAYという、応募すれば誰でも出演できるイベントで練習がてら出演させていただいたのだが、その時はとにかく不安で交代する回数を減らそうと一番最初の枠に応募しており、プレイ中も緊張で足がガクガク震えていたのだが、その時の経験が有ってか今回はそこまで緊張しなかったね。
すんなり曲同士を繋ぐことができたし、お客さんを盛り上げるような自分なりのパフォーマンスも披露することができた。
最初は曲の変わり目で歓声が上がっていたりとそこそこ盛り上がっていたが、徐々に静かになってしまい、後半は「皆飽きちゃったのかな?」ってくらい踊っている人が減ってしまったので、自己評価としては微妙なところかな〜。他の演者さんの時は俺よりずっと盛り上がったいたので、明らかに俺の実力不足かと。まあ初出演なんで仕方ないところもあるとは思うが。
やっぱり30分で10曲じゃ少なかったかな........?今回は手こずらないようになるべく曲数を少なくしてみたんだが、やっぱり逆効果だったかも。
それから音量調節が上手く行かなかった!事前に何度もスタジオ借りて音量調節に重点を置いて練習したのになあ.........。(平日の夜とかも借りた)
後で演者の〆さんから聞いたんだが、「自分は先ず準備している曲のEQを全て左に切り、少しずつ上げていくような感じで音量調節してます」と言っており、「音量調節ってTRIMだけじゃダメなの!?EQは基本12時の位置かと思ってた........」と悶絶。
個人的にうらむんさんの回がめちゃくちゃ盛り上がっており、やっぱ彼スゲェな〜って思った。
彼のDJは俺も共演したドスコアVol.6というオンラインイベントで既に観ており、その時から「ヤバすぎる......!」と思っていた。生で彼の狂気を観れて本当に良かった!オタクネタの曲も沢山流していたので「俺もそうすれば良かった..........」と後悔。
しかしDJのプレイからdig力が垣間見えるって相当だと思うんだよね。彼のdig力は半端なモノではないと強く感じる。
DJのスキルも勿論そうだが、やっぱり常にdigって行かないといけないよなあ。
そんな感じで、色々と勉強になりました。
いつかはフロアを見つつ選曲を変えて行くようなスタイルを目指したいです。
BLUENOAH
このイベントはもう本当に何から何まで特別なこと尽くしだった!!
本当に一生の思い出になりそうです.........。
船上のJ-COREのパーティーという前代未聞の非常にユニークなイベントだった訳だが、チケットが取れて本当に良かったですね。6500円払った甲斐があったよ。(尚チケットは販売から1時間程で売り切れた模様)
出演者はJ-CORE界のレジェンド達。本当に錚々たるメンツで、多分このような催しは今後暫くは無いんじゃないかなと。
何より遂に生deswideが観れるかと思うと..........!!!
船は結構揺れており、最初は違和感があって踊りにくかったんだがすぐに慣れた。キャパは船内が60人くらい、上のスペースが30人くらい?
船の上のスペースで休憩したりもできた。
これが俺が船の上から撮影した景色。
2枚目と3枚目は夜間帯で、ブレてしまっているが夜景が非常に綺麗。
出演者の皆さんは全員本当にベストアクトで、特にトラブルもなく無事に終えることができて、正に初の試みにして大成功だったと個人的に思う。
運営の仕方も本当に大変だろうなあ。主催のOrinさんの熱量が凄い。
船でレジェンド達が一堂に会する夢のようなパーティー。
過去に別のイベントで観てきた人達ばかりだけど、それでも今回は参加した価値が大いにあった。
また5年後くらいにこういう突拍子もないパーティーが開催されることを祈っております!
後、イアンさんや蓮さん、たもらーむさんに挨拶できて良かった。
踊りつつ交流もキチンとこなせて満足。
BLUENOAH AFTER
続いてこちらは幡ヶ谷のForestlimitで行われた、J-CORE船のアフターパーティー。
最初「これ体力持たないんじゃないか......?」と思い、行くか行かないかギリギリまで悩んだんだが、結局直行。
J-CORE船が終わってから会場の近くの飲食店で夕飯を食べ、そこから新宿駅のネカフェで仮眠を摂ろうと計画していたのだが、興奮の余り一睡もできないまま会場へ。
途中で、船でお金を持ち合わせていなかったせいで買えなかったTシャツを買う為にお金をコンビニで下ろしたりしていた。
C-TYPEさんのセットは船とは全然違う感じで、深夜にも関わらず船の時より爆踊りしてた(笑)。やっぱりインダストリアルなUK HARDCOREは最高ですな。
SHITTY HUNTER2のプレイは初めて観たんだけど、2人組が専用のコントローラーを乱雑に扱いつつ喧嘩をするという謎なスタイルで少し困惑したんだが、曲はいかにもゲトーテックって感じでノれたので良かった。
そして同じく初見のtomodachi100だが................なんだアレは....................。若い女性3人のユニットっぽかったんだが、その可愛らしいルックスとは裏腹に、音が常にノイジーで激しい!!!ギャップがとにかく凄くて大興奮(笑)。またどこかで観たいです。
そして最後はSharpnelさん。彼も船の時とは全然違うスタイルで、全体的にゆったりとした感じだった。しかし今月に入ってからSharpnelさんを3回も観たのか、俺は。
そんな感じで結局最後までイベントにいました!いや〜めちゃくちゃ楽しかった!
終わっても疲労感がそこまで無かったのは何故なんだ..........俺、元気すぎるだろ..........昨日の14時から今朝の5時まで爆踊りしててよく体が持ったな(笑)
まあアラサーなんだしそろそろ程々にしとかんとな〜。
余韻に浸りつつ帰ろうとしていたら、駅のホームで電車待ちのC-TYPEさんと遭遇。
プレイの感想も伝えられたし、色々と話せて本当に良かった!
とにかく2日連続で忘れられない思い出になった。
最後は8/26に開催された、いえブでお世話になっている邪神さん主催のOOOTO。
このイベントのチケットを買った時点ではJ-CORE船の情報は出ておらず、deswide目当てで行くことを決意したのだが、deswideのプレイは船の時より最高なセットだったのでこっちも来て良かった!
実はOOOTO前日にスマホのチケットを表示する為のパスワードを忘れてしまい、焦っていたのだが邪神さんに連絡してなんの問題もなく入れた。チケットを購入した時の氏名と俺が提示した身分証明書の氏名をキャッシャーさんが照合して入れてくれた。
今回は人との交流がメインになっていて、deswideとpaul以外の演者さんはあまり観てなかったな〜。
deswideに挨拶したいな〜と思い彼にDMを送った直後にTwitter(今はXだっけ)で相互フォローになっているsuleimanさんから「僕も今会場にいるので挨拶したいです」とDMが来て、うおおマジか!となってラウンジで合流。
suleimanさんからは俺のナードコアMIXを褒めていただき、「いつか日本國民のCD譲って下さい!」と言われた。彼もナードコアが大好きな模様。
まあその内手放すかな〜。CD。
pencilさんの出番が終わった辺りでdeswideと遂にご対面!
互いに"Nice to meet you!!"から始まり、音楽のこととかアニメのこととかを語った。
彼が日本語中心で話してくれた為なんとかコミュニケーションを取れたのだが、俺の方がほぼ英語が喋れず情けない気持ちに..........。
"Sorry my poor english"すらスッと出てこず、唯一、曲のBPMの話をしている最中に「so fast!」とだけ即座に喋れた。いやいや中学生以下かよ俺の語学力は!
まあ勉強してるだけじゃなく、実際に外国人と英語でコミュニケーションしていかないと身に付かないんだろうな、こればかりは。
その後は邪神さんにいえブで3年間お世話になったってこととかを伝えたり、顔馴染みの〆さんと喋ったりするなど。
ラストのpaulは泥酔していたせいかまともにプレイできておらず..............。
でもその割にはめちゃくちゃ会場がアツくなっていてなんかおかしかった(笑)
選曲は良かったしな。
とまあこんな感じでザックリと夏の思い出を振り返ってみました。
自分はもうアラサーなので、若い内に沢山のパーティーに足を運び、今の内にエンジョイしておきたいなあ、という気持ち。
後、最後にアレなんだがちょっとだけ愚痴。
今年の4/30に開催されたdigitalofflineの件。
実は1月の時点で主催の電波さんが「4月にやるデジオフの出演者を募集します」的なことをツイートしていたので、俺がDMで「出演したいです」、という旨のメッセージを送ったら「ありがとうございます!3月に名古屋でやった後、4月に東京でやるので東京の回にお呼びしてもよろしいでしょうか…?楽しみです!」と返って来たので舞い上がっていたのだが、イベントの丁度1ヶ月前にデジオフのフライヤーが出ており、そこに俺の名前は無かった。
その時、泣きそうになってしまった。
え..........どういうこと?何の連絡もなかったけど..............と困惑して、思わずその日の夜に「今回呼んでいただけなかった理由についてお伺いしても宜しいでしょうか………?」とDMを送ったら、「ごめんなさい、特段理由があって呼ばなかったとかではないです。いつか呼ばせて下さい!」との返事が。
いやなんだよそれ............。
多分、digitalofflineが1周年だということもあって出演者を厳選したかったのだとは思う。メンバーを厳選した結果、俺が出るのは相応しくないと判断したんだと思う。それは別に良い。
ただ、フライヤー出す前に一言連絡して欲しかったかな............。
「ごめんなさい、今回は見送らせていただきます」って事前に言われてれば俺はすんなり引くよ。
で、電波さんは6月に仙台でdigitalofflineをスガハルさんらと共催しようとしていたんだが、色々と見解の相違があって仲違いしてしまい、結局それは実現しなかった。
俺は今年の2月辺りにスガハルさんが荒れているのを察知して、Twitterのスペースで「何かあったんですか?」と聞いて電波さんと揉めたこととかを聞いたんだが、その時に俺も「実は僕も電波さんとこういうことが有って〜」と愚痴った。んで傷の舐め合いっぽいことをその日は夜スペースでしていたんだが.............
後日、色々あってスガハルさんは激昂してしまい、再び電波さんとdiscordでテキストチャットで話していたらしく、そのやり取りのスクショの一部を電波さんが、俺が呼ばれる筈だった4月のdigitalofflineの直前で公開したことによりTwitter上でこの界隈が大荒れしてしまった。
そのスクショにはスガハルさんの「ブッキングしたDJに何の連絡もせずフライヤーを告知して〜」という、俺のことを指した、電波さんに対する悪口っぽい文章も載っていた。
で、電波さんはその騒動の時、こう言っていた。↓
唯一、イベントとかが決まる全然前に、イベント情報を含めた正式なオファーをしていないのですが、その気にさせるようなざっくりとした内容を送ってしまった人には本当に謝りたいです。すみません。
— 奇怪電波倶楽部 (@D_enpa) 2023年4月16日
スガハルさんに敵意を見せつつも、唯一俺にだけは本当に謝りたいと。
その時俺はスガハルさんとスペース上で電波さんの悪口みたいなことを言っていたことを申し訳なく思っていたのだが.................
4/30のdigitaloffline当日、会場の前で俺と電波さんが鉢合わせた時、彼は謝って来なかった。
なんか普通に「お疲れっす!」「そう言えばパトリオットさんのことM3で見ましたよ〜」とか言ってきた。(この日はM3の開催日でもあった)
いやいやいや、本当に謝りたいんじゃなかったのかよ...........
と、俺は電波さんから誠意を感じることができなかった。
彼の主催するイベントは本当にどれも素晴らしく、きっとこんな扱いを受けたにも関わらず俺は彼のイベントにこれからも足を運ぶのだろうけど、彼とはちょっと距離を取りたいかな〜って思ってしまった。
多分イベントにこれから呼ばれることもないだろう。
その点、俺の初舞台となった8/12のGoHの主催さんはTwitterでこう言っていた。
これ自論なんだけど、社交辞令の「次回のイベント呼びますね!」はやめた方がいい。主催はその一言すぐ忘れるけど、特に初心者DJとかは案件もらえてめっちゃワクワクしてたのに呼ばれなかった時の絶望と主催への怒りが半端じゃないので、口約束でも呼びますって言ったら絶対にイベント呼ばなアカン
— 𝓜𝓪𝓽𝓼𝓾𝓲.𝓚 (@matsuik924) 2023年7月23日
全く俺と同意見だったので思わずいいねを押してしまった。実際、俺のこともちゃんと呼んでくれたしな。
俺が出演したGoHは元々Twitterで公募の募集をかけており、俺の出演が決まった時に丁度digitalofflineに出演できなくてショックを受けていた最中だったので「また裏切られたりしないよね........?」とぶっちゃけ不安に思っていた。
だから俺はこのツイートを見た時に安心したね。俺はこういう人に付いて行きたいとつくづく思った。
2022年に聴いて良かった曲BEST 10。
いや〜すっかり大晦日になってしまいましたね..........。
毎年言っている気がしますが、年月が過ぎるのは本当に早いなあ、と。
僕は前々から、皆さんがやっている「今年聴いて良かった曲集」的なのをやりたいな〜とずっと思っていたので、今回は2022年に聴いて良かった曲BEST 10を発表したいと思います。
やはり音楽を毎日のように聴いているのですからこういう記事は定期的に書かないとダメですよね。
それでは早速参りましょう!
※ジャンルはご存じの通りJ-COREが多めになると思います。また、今年に作られていない古い曲が混じってしまっていますがご了承下さい。
2022年に聴いて良かった曲BEST 10
---第十位---
DieTRAX - Densi Zemi
今年出たFucking Hardcore Tokyo Vol.2に収録されていたDieさんのコテコテのロッテルダムGABBA。M3で先行リリースしていたので迷わず買いに行きましたが、買って良かったですね。これとFOXYUNさんの曲もかなり良かったです。(同じロッテルダムGABBAでした)
この曲はほぼノイズやセミの鳴き声で構成されていて旋律もなく、オールドスクールなGABBAって感じがしてブッ刺さりましたね〜。最近のGABBAはメロディに頼っているモノが多いですが僕はこういうガッチガチの無調GABBAが本当に大好きで、ガバキックも聴いてて心地良くて最高でした!
bandcampでファイルのみとCD、それぞれ別のページで購入できるので是非お買い求め下さい〜。6曲目です。
Mokum Records(ファイルのみ)
M-Projectさんのbandcamp(CD)
---第九位---
Round Wave Crusher & Lolistyle Gabbers - Tease
RWCとロリガバのコラボ曲。「いじらないで長瀞さん」ネタのイケイケなブレイクコアです。(アニメは観たことないんですが.............)
この曲は2019年の時点でリリースされていたんですが、僕が知ったのは去年の秋のM3のロリガバのブースで頒布された10周年コンピに収録されていたのがキッカケです。
今年になってから初めて聴いて「これメチャクチャ良いな」ってなりました。CDを沢山買うとどうしても1度も聴かないまま暫く時間が経ってしまう曲がいくつか出てきてしまうんですよね〜。もっと1曲1曲しっかり聴き込んで行かないと.......。
メインヒロインの声をこれでもかと言うくらいに刻んでサンプリングし、ビートに上手い具合に落とし込むテクニックが圧巻。どっちがどのパートを担当したのか気になりますね〜。なんせRWCとロリガバの作風は似通っているので........。
以下のページでアルバムを購入できます。このアルバムの19曲目です。
---第八位---
Laser Imouto - Arael (Better Off Alone)
オーストラリアのシドニーに住むJ-COREコンポーザーの精鋭であるLaser Imouto氏によるイケイケハードテック。元ネタはエヴァかな?
エヴァは微塵も知らないのですが、とにかくシンセリードが非常にカッコイイのでとても中毒性の高い曲だと思っています。
Laser Imouto氏の曲調は全体的にSharpnelさんの作風に似ており、個人的に第二のSharpnelさんと言っても過言ではない気がしています(笑)。
この人の作るハードコアはぶっち切りでSharpnelさんに近いですね.........。本当にカッコイイです。
来月LOLISTYLE GABBERS主催の下北沢のイベントに来日(と言うか既に昨日からコミケに来ている)するので絶対観に行きます!!!楽しみだ〜〜〜。
この曲は以下の本人のサンクラでダウンロードできます。是非聴き込んで下さい。
---第七位---
Laser Imouto - Ijiru LOVE
Laser Imouto氏によるイケイケハードテック2。元ネタは「いじらないで長瀞さん」だと思われます。
この曲も第八位と同じくシンセリードがメチャクチャカッコイイ!そしてやはりSharpnelさんと同じく主題歌リミックスパートから声のサンプリングの仕方から何からなにまで調和のさせ方が上手い。特にこの曲がぶっち切りで。
以下のページからダウンロードできるので良かったらお買い求め下さい〜。1曲目です。
---第六位---
Himeko Katagiri - ハナマル☆マスターベーション
TSUNDERE VIOLENCEの10周年コンピに収録されていたハナマルセンセーションの超ノイジーなブレイクコアリミックスです。CEOの渾身の一曲。
常にノイジーなドラムが鳴っており正に「カオス」な一曲となっているのですが、そのうるさいドラムに歌声がかき消されることがなく、なんとも奇妙な感じでミックスされているので芸術的だな、とまで感じてしまいました(笑)。
Himeko氏はこの他にもノイジーなブレイクコア曲を積極的に作っているのですが、この曲は特に緻密にブレイクビーツを刻んでおり、展開も過多なので現時点でのHimeko氏の曲の中ではぶっち切りのベストトラックですね。
最後のガバキック四つ打ちパートで終息に向かっていくところで「こんなにもガバキックの四つ打ちが静かに聞こえるなんて.........」と思ってしまいましたw
そんなウルトラノイジーな一品を是非ご堪能あれ!
以下のページでアルバムをダウンロードできます。これの4曲目ですね。
---第五位---
GUNSLINGER-R - FUIGYUAAAAAAAA TTO
ハナマル☆マスターベーションと同じくTSUNDERE VIOLENCEの10周年コンピに収録されていた曲で、ふぃぎゅ@ネタのノイジーなブレイクコアです。
このGUNSLINGER-RというのはCDRさんの別名義ですね。彼は今年の段階でTwitterのフォロワー数が4000人以上もいた下町ブレイクコア界のレジェンド的存在だったのですが、アカウントを消してしまい、現在は新しいアカウントを使用している為フォロワーが840人しかいません。(彼は何度もアカウント削除を行なってきたようです)
僕が言った下町ブレイクコア界隈というのは同人色の強いコミュニティを指しており、t+pazoliteさんのような方は殿堂入りの為「下町」からは除外しているつもりなのですが(勝手に括ってしまって申し訳ないです)、CDRさんはやはり成る可くして成った下町のレジェンドだと思っています。
ブレイクコア界隈には優秀なアーメンブレイクの刻み手が数え切れないくらいいるのですが、CDRさんはその中でもアーメンの加工の仕方がトップクラスで秀でていると感じています。
特にこのFUIGYUAAAAAAAA TTOは僕にとって現時点でCDRさんの曲の中でぶっち切りの傑作ですね。この曲はふぃぎゅ@の主題歌を早回しし、ノイジーなアーメンを足しており、展開はアーメン抜きにしたら原曲通り。原曲はイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→イントロの使い回し→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→サビという展開で歌詞以外の変化が少ないのですが、このCDRさんのリミックスはアーメンのコントロールによって展開が過多なんです!!なので聴き手を全く飽きさせず、聴いている間は常にアドレナリンがドバドバ出ているかのような感覚になります(笑)。実際出ているのかも知れませんが(笑)。
合いの手のような「ビーッ!」って音はどうやって作ってるのかな..........。とにかく音の使い方が凄いんだよなあ。
この曲はこのアルバムの5曲目ですね。
---第四位---
Technohead - I Wanna Be A Hippy (DJ TECHNORCH Remix)
去年の11月にMokumのbandcampからリリースされ、今年の1月にM-Projectさんのbandcampでフィジカル版がリリースされたFucking Hardcore Tokyo初代に収録されていた曲です。Technohead氏の名曲"I Wanna Be A Hippy"をテクノウチさんが更にダークでハードなサウンドにリミックスしました。
この曲は8分近くもあり普通に同じフレーズの使い回しもするのですが、不思議と飽きずに聴いていられるんです!同じフレーズでも前後の抑揚の付け方によってこんなに綺麗にハマるもんなんだな〜と痛感しました。
抑揚の付け方も、基本的にメロディやサンプリングボイスなどは変えずにキックの有無やら何回同じフレーズをループさせるかなどで変化を付けている為大胆な変化はないんですが、何故か何度もループしてしまう程気に入っています。
ループ音楽の極致といっても過言ではない気がしていますね..........。やはりテクノウチさんは優秀なリミキサーだと改めて思いました。IIDXのHELL SCAPERのリミックスを初めて聴いた時は全身の鳥肌が立ったなあそういや........。
アルバムは以下でダウンロード・またCDも購入できるので是非。
Mokum Records(ファイルのみ)
M-Projectさんのbandcamp(CD)
---第三位---
DJハルウララ(アニメ版) - Fuck Tha Umapyoi Police
DJハルウララさんの初となるアルバム「Enter The Stage」の収録曲です。N.W.Aの名曲"Fuck Tha Police"のラップを刻みまくったイケイケブレイクコア。
ハルウララさんのことは2021年のいえブ春で初めて知り、僕が今でも最も注目している新人アーティストなのでこのアルバムが出た時はとてもワクワクしていたのですが、その中でも特にこの曲がぶっちぎりで最高でした!
そもそもハルウララとはウマ娘に登場するキャラクターで、このアルバムが全体的にウマ娘愛(と言うかハルウララ愛)の強い作品となっており、その中でもこのFuck Tha Umapyoi PoliceはアニメとHIPHOPを上手い具合に融合させたエキサイティングな曲となっております。
一見相性の悪そうなウマ娘の歌とラップをガバキックやアーメンブレイクに乗せて掛け合いのように紡いで行くその様は実に見事なクオリティっぷりでした。
正に圧巻ですね。何回もリピートしています(笑)。
ハルウララさんのこのアルバムのカセットテープを抽選で1名にプレゼントする企画をLost Frog Productionsさんが今年行ったのですが、なんとそのカセットを奇跡的に僕が当ててしまったのです!本当に運が良過ぎる........と思いましたね(笑)。死ぬまで大事にしますよ〜。
「DJハルウララ」はウマ娘ブームに乗っかっただけの一時的な名義ではなく、現在もコンスタントに活動している方なので是非これからも頑張っていただきたいです!
↓アルバムはここでダウンロード出来ます。これの6曲目です。
---第二位---
totsumal - ガババーバ・バーババ
今年の春のM3で買った「電脳委員長90-00」というアルバムに収録されていたオールドスクールなGABBA。
もうジャケからして良かった上に収録曲も軒並みアツかったので言うことなしでした。その中でもこのガババーバ・バーババが一番良かったですね。
序盤のボーボボの紹介的な展開から始まり、キャラクターのセリフや主題歌"WILD CHARENGER"の「こんな時代だぜ 俺たちは止められない」という部分のサンプリングの仕方やサビへの持って行き方などが素晴らしかったです。
そう、正にサンプリングでの表現の仕方がとても秀でているように感じました。
作曲者のtotsumalさんは大のナードコアファンであり、僕と一緒で「tabemono氏に復活して欲しい」とツイートしていたこともあったので、「ああこの人は分かってる人だ」と思いましたね(笑)。ナードなサウンドを生み出すのにとても適している方だと思います。
この電脳委員長は沢山の人達から「数年後に駿河屋でウン万円で売られてそう」と言われており、僕も全く同じ感想を抱いたのですが、普通に奥床式のbandcampで定価で購入できるので是非。これの5曲目です。
---第一位---
Aquestion - おいアホ
そして最後の第一位はこの曲!
この曲は秋のM3で買った秋天一碧というアルバムに収録されていました。市大テクノ部というサークルが頒布しており、告知の段階でAquestionさんの名前があったので彼の曲目的で買ったのですが、もうハッキリ言って大当たりでしたよ!!!
何が最高って、もうこのズンズン歪むバカデカいキックですね.........。
BPMは一定なのですが、展開に緩急をつけて上手い具合にこの最強のキックの味を引き立てているので聴いてて全然飽きたりしないですね。時間が3分ちょいという丁度良い長さなので飽きるどころか何度もリピートすること間違いなし!!
ラストのキックがアホみたいに重厚なのでこれはクラブでかけるとしたら最後までかけなきゃですね〜。
そんな「おいアホ」ですが、なんとAquestionさんのサンクラのページでフリーダウンロードできます!
以下からどうぞ。
はい、そんな感じで以上となります。
全体的に「聴き手を飽きさせない」という共通点がありましたが、やはりこれはどんなジャンルの世界に於いても重要な要素なのではないかと僕は思います。
音楽で言えば曲の長さに関係なく、展開を増やしたり音数の調整をしたりして緩急を付けることが大事なのではないのでしょうか。
特に最近は短時間の中に展開を沢山詰め込むスタイルが流行っていますが、個人的に曲の尺を必ずしも短くする必要はないと思っています。
工夫を凝らせば10分だろうが聴いていられますからね。僕ももっと工夫して作曲しないとな〜........。
しかし大晦日に祖母の家で皆と話したりテレビ観たりしてる片手間に6000字以上も書き綴ってしまった........。特に狙った訳でもなく全ての曲がネットでダウンロードできるのも奇跡的ですね(笑)。
また明日に2022年の振り返りの記事でも書いてみようかと思います。
それでは皆さん、良いお年を!