とある科学の迎撃日記(パトブログ)

パトリオット(dj patriot)が気が向いた時に綴るブログです。

クラブイベントを初めて主催しました。

もうこれで記事にこの文言を書くの何度目だって感じですが、相変わらず寒暖差が激しくて服装での温度調節が面倒臭い季節になっております。しかし今月は30℃超える日もあれば16℃の日もあるしで流石に激し過ぎやしませんか!?いや、これも毎年感じてることか...。

 

さて、そんな寒暖差の激しい5月ですが、僕は今月、人生初のクラブイベントを主催しました!

今回はイベントを主催するにあたって事前に考えていたことや演者さんの紹介、イベントを終えての感想などをざっくりと綴っていこうかと思います。

 

 

↑フライヤーはこちらです。

 

 

 

イベントのタイトルの由来とコンセプト

そもそもどうしてNerd Spectrumという名前にしようかと思ったのかと言うと、以前からずっと「1つのジャンルやムーブメントに囚われない、多種多様なオタクらしさをイベントで体現したい」と考えていたからです。

あんま軽率にタイトルに「ナード」を入れない方が良いかな〜、などと迷ったりもしたのですが、やっぱりコンセプト的に入れた方が良いかなと思って入れました。

"Nerd"はオタク、"Spectrum"は「幅広い」「連続性」...そこから派生して「グラデーションになっている」「白黒ハッキリしておらず、その中間の段階がたくさんある」といった意味です。この2つの単語を組み合わせて「様々なオタク」という表現にしました。

多種多様なオタクらしさを表現するには、様々な分野のオタクであるDJさんをオファーし、各々のDJさんには思う存分「自分らしさ」を出して欲しいと考えていました。

そんな訳で、オファーの際も「いつもの○○さん節全開でのDJをお願いします」といった内容の文言を添えていました。

フライヤーにはJ-CORE、Jaycore、Nerdcoreなどと分かりやすいジャンル名を並べてありますが、実際にはExperimental Bass系やRAVE系、BreakcoreやGABBAなど、様々なジャンルを横断できたのかなと思います。何れにせよ"ナード"という固い軸である程度は統一しましたが、それぞれの演者さんの個性や持ち味などを活かせたのかな、と思いますね。

 

箱選びやブッキングなど

DJさんやVJさんのブッキングは今年の1月の段階からしていました。実は会場のレンタルの予約(正式な日程の決定)はその後にしたのですが、一番最初に会場を押さえておくべきでしたね...。「もしオファーを断られたりしたら場合によっては会場を変えた方が良いかも」などと考えていたため押さえるのを後にしたのですが、それを加味したとしてもやはり順序が逆だったと思います。反省。

まずこのイベントを主催するにあたって「quadさんはなんとしてでも呼びたい!」という強い想いがあり、「quadさんの番になったらお客さんが相当増えるんじゃないか」という予測を立てていたため、キャパ的に60〜70人くらい入る箱が良いんじゃないかと計画を練っていました。

このくらいのキャパの箱となると、実際に開催したSPREADさん以外にも幾つか候補があったのですが、

「あの箱は最寄駅から大分遠いしレーザー照射が怖いんだよな」

「あの箱も最寄駅からちょっと離れてるしお店の雰囲気的にちょっと合わないかもな」

などと考えを巡らせ、最終的に下北沢駅から徒歩2〜3分で雰囲気や音響が良いSPREADさんに決定したのでした。

また、初主催ということでまずは無難に都内や比較的近所に住んでいる人たちをブッキングし、全ての演者さんを見てもらいたいということでフロアが1FやB1Fという風に分かれていない会場を選びました。

 

演者さんなどの紹介

■DJ陣

 

citrus

JaycoreとHyperflipを繋げる"HIKIGANE RIOT"というイベントを主催したり、精力的に曲をリリースしている期待の新人。

彼には「HIKIGANE RIOTで披露していたような、Jaycoreマシマシのセットでお願いします」とオファーの段階で伝えていました。

当日はSharpnelさんなどの古めの曲だったり、ロリガバなどの新世代のJaycoreなどを横断したハイテンションなセットを繰り広げており、感無量に。

彼の普段のセット的にイベントの真ん中くらいが良いかな、などと考えながらタイムテーブルを組んでいました。


pencil

曲もDJもハイクオリティなブレイクコアアーティスト。

当イベントにピッタリな人物であると思いつつ、純粋に僕がpencilさんの大ファンであることもあって今回呼べて本当に良かったです。

彼には「オリジナル曲多めのブレイクコアセットでお願いします」とオファー時に伝えていました。そのブレイクビーツや四つ打ちを行ったり来たりするようなセットはやはり圧巻でしたね。

あとKanon信仰に提供していただいたトラックもかけていただきとても嬉しかったです。


poniyama

数年前からM3でponiyamaさん主催のLiminal Warpから出ているCDを何度も買っており、またponiyamaさん主催のイベントで彼のセットを何度か見ていて「周辺の音楽と毛色が違うけどメチャクチャカッコいい...!!」ということを感じていたので今回オファーさせていただきました。

オファーの段階では「Liminal Warpからリリースされているような実験音楽っぽいブートやサンプリングミュージックなどを中心にかけて下さると嬉しいです。他の演者さんと違って四つ打ちではない方向でお願いします」という風なお願いをしていました。そう、このイベントでは大半の演者さんが四つ打ちになると予想していたので、そうでない実験音楽的なアプローチも欠かせないと思い、彼が正に適任だと思ったのです。

彼のやっているジャンルは定まった呼称がない、というようなことをponiyamaさんは以前仰っていたのですが、僕は"Experimental Bass"系が一番しっくり来るんじゃないかと思っています。そんな訳で、告知当日も「フライヤーに載ってるジャンルだけでなく、Experimental Bass系とかも流れるぞ〜!」的な感じでツイートしました。

イベントのトップバッターとして抜擢させていただいたのですが、超ポニフェスでかけていたワールズエンド・ダンスホールのアレンジをこのイベントでもかけていただき、初っ端からめちゃくちゃエキサイティングしてしまいました(笑)

 

uramp

以前飲みにも行った仲で住まいも近いフォロワーさん。みんなからは「うらむんさん」と呼ばれています。

彼とは過去に現場のイベントでも共演したことがあり、配信イベントでも何度も彼のプレイを観ていて、そのハイセンスでハイテンションでカオティックなDJにとてつもなく惹かれていたため、今回是非呼びたいと思い、オファーさせていただきました。

オファーの段階では「オタク要素の強いハードコアテクノ(J-COREやJaycore、その他のブートレグなど)をかけて下さると嬉しいです。他に音ゲー曲のブートなどをかける演者さんが全くいなければ多少音ゲーブートをかけて下さると嬉しいです」というようなお願いを出しておりました。彼は今回呼んだ演者さんの中で最も音ゲーに精通しているように見受けられたので、音ゲー関連の曲をかけてもらうようお願いをしたのです。

ラストにDiverse Systemのゼロワーンで次のquadさんにパスするとは思っていませんでした(笑)。古い!でもカッコいい!(笑)

テンポを徐々に250くらいまで上げていってまた徐々に落として行くそのプレイは本当に圧巻でした。彼のセンスは真似したくてもできないような、そんな憧れがあります。

 

yaginiwa

最近精力的に活動しているブレイクコアアーティスト。

yaginiwaさんとは過去にDigital Offlineで共演し、恐らくその時に初めて知り合った記憶があります。MAD BREAKSのイベントなどにも出演しており、彼もまたイベントを主催しています。

彼には「MAD BREAKSで披露していたようなオタク要素強めのブレイクコアセットでお願いします」というような感じで依頼したのですが、最初「せっかくSPREADであればギターもしくはサンプラーなどを使用して、オリジナル曲を軸にしたライブセットでも準備出来そうなのですがいかがでしょうか?」という提案があり、暫く「確かに箱の個性や特性を活かして1人だけライブしてもらうのもアリかもな...」と悩んでいたのですが、今回はいかんせん初主催ということもあり、次の演者さんへの転換時のトラブル(時間がかかるんじゃないかとか)対策もノウハウが全く備わっていなかったため、無難に他の演者さん同様、最終的にDJセットでお願いしたのでした。

同じ系統(ブレイクコア)ということで次のDJをpencilさんという順番にしたのですが、実際にはpencilさんとは全く違う雰囲気にしていただけたので、「やっぱり同じジャンルだからと言って同じような雰囲気になるとは限らないよな...」と再確認しましたね。次回からは同じジャンルだからといって安易に隣同士の順にしたりしないようにしよう...と学びを得ました。タイムテーブルはしっかり作り込まなきゃ...。


Yakumo

Digital Offline辺りからメキメキと頭角を現し始めてきた期待のJaycoreクリエイター。とにかく彼の曲が最高なんです!また、作曲やDJだけでなく、過去にヘブンズゲートというイベントも主催していました。

「いつものYakumoさん節全開でお願いします。とにかくJ-COREやJaycoreを中心にかけていただきたいですYakumoさんのオリジナル曲が多めのセットだと尚嬉しいです」というような依頼をオファー時に出していました。そう彼はcitrusさんと似たような立ち位置で、完全にJ-CORE・Jaycore枠だという訳です。

...ここでもcitrusさんと似たような系統ということでタイテの順番を隣り合わせにしたのですが、やはり当日のセットは毛色や雰囲気が全く違ったため二重に反省。

以前から彼のプレイは迫力あるサウンドだと感じ取っていましたが、今回も100%のプレイをしていただいて本当に嬉しかったです。オファーして良かった!

 

quad

そして今回のスペシャルゲスト、quadさん。他の演者さんは全員45分に設定し、彼だけ60分のセットで組んでもらいました。

quadさんは元々八卦商会や、その前身となるXROGERというレーベルで主に"hubmaster"という名義で活動しており、当日はそういった別名義の曲も含めたオリジナル曲セットを依頼しておりました。

僕は八卦商会のアルバムをほぼコンプリートしているのですが、彼のトラックだけ際立って目を引くようなクオリティで、このレーベルの中で最も好きなアーティストさんです。HPの自己紹介欄にも書きましたが、僕のなりたいクリエイター像はSharpnelさんとquadさんを足して2で割ったような存在なのです!それだけ本当に憧れている存在です。今回オファーを承諾していただいて本当に嬉しく、思わず涙が出るかと思いました...。

事前にLINE通話などで念入りに打ち合わせをしており、XROGER・八卦商会時代の音源はほぼ持っていないからメンバーからファイルを送ってもらう、というようなことも仰っていました。また、それらの音源を全てリマスタリングしてきた、と当日言っていたので、時間をかけて準備して下さったのだと思います。本当に感謝。

当日はunreleaseの曲や公式のリミックスなどもかけていただき、とても贅沢な1時間でした。本当はずっと踊り狂っていたかったのですが、次が僕の番であったため、体力を温存するために踊るのを控えめにしていました...。

また誰か彼のことをイベントに呼んでくれ!そうすれば自分も心置きなく踊れるから!!(笑)

 

■VJ陣

 

suleiman.jp

元々コロナ禍に開催されていたオンラインイベント「いえブ」でYakumoさんのVJをして一気に認知度が上がったVJさん。Digital Offlineでも何度もVJとして抜擢されており、メキメキと実力を付けていきました。

当初はsuleimanさん1人にVJをお願いする予定だったのですが、よくよく考えたら1人でずっと回すのはキツいと思い、後述する電気耳さんを告知直前に急いでオファーしました。(本当に申し訳ない...)

ナード系のイベントに本当に強い方なので、今後そういったイベントを開催する予定の方は是非彼をブッキングして下さい!


電気耳

Digital Offline主催の電波さんに憧れてVJを始めた比較的新しいVJさん。通称「えれみみ」さん。かつて僕が登壇したナードコアトークイベントショーにもお越しいただき、その時に初めて挨拶したような記憶があります。数年前からナードコアを集め始めているようです。

今回quadさんのVJをできて本当に幸せだった、と仰っていました。

元々suleimanさんに「やっぱり1人じゃキツいですよね、もう1人VJを呼びますね」と連絡していて「この人たちと相性が良いからできたら選ぶならこの中から宜しくお願いします」と言われ、その中に電気耳さんが入っており、尚且つ僕もNerdistというイベントで電気耳さんにVJをしていただいて、その僕の番のDJの風景の映像をTwitterで観て「今回のイベントにピッタリだ!」と思い慌ててオファーさせていただきました。

ナードコアのVJとして適任なので、今後そういったイベントを開催する予定の方は是非彼をブッキングして下さい!

 

■illustration & Design

桜都あるす

J-CORE MASTERZシリーズやm1dyさんのCDのジャケ絵などを担当しているイラストレーターさんで、直近だとあがーさんのQ School Hardcoreのジャケ絵を担当しており「まだ現役でジャケ絵とか引き受けてくれるんだ」と思い、フライヤーの制作を依頼させていただきました。

とにかくメールで念入りに打ち合わせてさせていただいたのですが、とても丁寧で親切だという印象を受けました。

フライヤーの下書きを2パターン送っていただいたり、フライヤーのイラストには直接写らないキャラの立ち絵などのファイルも送っていただいたり、「ここはこうした方が良いと思うのですが、いかがですか?」などと、僕の提案を飲んでいただくだけでなく桜都さん側からも提案していただいたり...親切な対応、本当にありがとうございました。

最初に「J-CORE MASTERZのこのバージョンと似たようなポーズにして欲しい」という僕のリクエストから始まり、最終的に上のフライヤーのような仕上がりになるまで相当なやり取りをしてはいたものの、お互いに迅速な対応を心がけられたのかかなり余裕を持って納品していただきました。

...が、告知当日に「suleiman.jp」と書くべきところを「suleiman」と表記されていたことに気付き、慌てて修正を依頼。suleimanさんは別にそれでも構わないと仰っていましたが、ここはやはり正しい表記にしておきたいなと思い、告知の数時間前に「suleiman.jp」に修正していただいたフライヤーを受け取りました。

他のイベントのフライヤーも「suleiman.jp」で統一されていたので、やはり直しておくべきだなと。

告知の方もかなり手伝っていただいて本当にお世話になりました、また機会があれば依頼させていただきたく存じます!

 

当日のタイムテーブルを決めるにあたって

 

16:00-16:45 poniyama (VJ suleiman.jp)
16:45-17:30 yaginiwa (VJ suleiman.jp)
17:30-18:15 pencil (VJ 電気耳)
18:15-19:00 citrus (VJ 電気耳)
19:00-19:45 Yakumo (VJ suleiman.jp)
19:45-20:30 uramp (VJ suleiman.jp)
20:30-21:30 quad (VJ 電気耳)
21:30-22:00 dj patriot (VJ 電気耳)

 

↑こんな感じで進行していったのですが、タイテを組むにあたってはやはり悩みましたね。

クラブイベントの性質上、開場時間と開演時間は同じなのでトップバッターはまず最初からプレイを観てもらうことができないため、「これやっぱり自分が最初にDJした方が良いかなぁ...」などと考えていたのですが、後述する考えもあって僕は最後に配置しました。

まずテンポ的にponiyamaさんのかける曲が遅めだと思ったので最初に配置。

そこから先述した通りyaginiwaさんとpencilさんの系統の下り、

そしてそこからcitrusさんとYakumoさんの系統の下り、

そして更にそこからうらむんさんのカオティックなセットでブチ上げ、

丁度良い時間帯にスペシャルゲストのquadさんを配置し、

最後に僕で締め。

イベントは22時に終わるため、早く帰らないとならないお客さんもいるかと思い目玉であるquadさんを21:30で終わるようにセッティングしたつもりです。

とにかく他の演者さんに注目して欲しいと思って僕を最後にしたのですが...当日は僕のDJで踊ってくれているお客さんがたくさんいて「本当にありがとう...」の気持ちに。

先述した通り、似た系統のDJさんでも毛色が全く違うため(だからこそ「多種多様」という本イベントの趣旨に合っているのですが)安易に隣合わせにするのは良くないですね。次回からはもっと考えてからタイテを組みたいです。精進します。

 

僕のセットリスト

↑こんな感じです。

最初にimoutoidの名曲から始まり、Jaycore、J-CORE、ブレイクビーツ系、GABBA、Hardtekなど、 僕の「好き」を詰め込んだやりたい放題の怒涛の30分間となりました(笑)。

普段はSharpnelさんの曲をふんだんにかけるのですが、今回はcitrusさんと被る可能性もあるだろうな、と思って控え目にしましたね。

Nerdist同様、調性に注意を払ったセットにしつつグルーブ感やノリを崩さないようにセットを組みました。

そして、最後のLoctek - OldSkoolからのThe Speed Freak - I Otaku (Remix)への繋ぎは我ながら結構良い繋ぎができたんじゃないかなと思っています(笑)。

OldSkoolのテンポが徐々に上がっていく部分と、I Otaku (Remix)の冒頭のアニメのキャラのセリフを重ねていく部分ですね。

これは、どちらもビートという秩序が乱れた部分同士を重ねてみたんです。

Oldskoolは徐々にテンポが上がっていくためテンポが一定ではない。

そして、I Otaku (Remix)の冒頭のセリフ部分はそもそもビートが鳴っていないためテンポが存在しない。

その乱れた部分同士を組み合わせて、Oldskoolのターンテーブルストップの音が鳴った入ったタイミングで縦フェーダーを徐々に下げていき、そこからI Otaku (Remix)の音楽がスタート。

このターンテーブルストップのタイミングとI Otaku (Remix)のビートが始まるタイミング(テンポが一定になるタイミング)の両方のタイミングにメモリーCUEを付け、そこから逆算してOldskoolとI Otaku (Remix)のセリフが始まる部分のタイミングにもメモリーCUEを付けました。普段は再生のタイミングをキッチリ合わせるためにRekordboxの波形の移動速度を速めに設定しているのですが、こういう逆算の時は一番遅くして繋ぐタイミングを探しています。

何言ってるか分からなかったらごめんなさい。

こういう「秩序(ビート)」が乱れた部分同士で繋ぎ合わせることによって一気に200BPMから250BPMへと引き上げ、最後の「俺たちは、二人ともオタクじゃないか。これからもオタクで生きて行くんだ!!」という、オタクを肯定するセリフで締める。

いや〜、自画自賛になっちゃうけど結構良い繋ぎできたなぁ(笑)。

 

当日の再現MIXはここで聴けます!みんな聴いてね。↓

soundcloud.com

 

 

イベントの振り返り

まず、当日は準備がスムーズに進んだため16:00ピッタリに開始できたし、開演中も音響トラブルなどが特になく、常時問題なく進行できていたのでそこが一番良かったポイントですね。てっきり何かしらトラブルが起きるんじゃないかと不安だったので...。

準備時間に関しては、みんな音出しや機材の操作などに慣れていたというのもあると思います。(実はあの中で僕が一番出演回数少なくてノウハウが蓄積されてないんじゃ...)

全員挨拶もお互いキチンとし、コミュニケーションもちゃんと取っていて良い雰囲気でした。

 

最後に4分くらい早くイベントが終わってしまったので、そこは僕がアドリブでなんかもう1曲くらい多く繋ぐべきだったと思いましたね...そこは本当に後悔しています。

なんかかけなきゃ、なんかかけなきゃ、と考えているうちにいつの間にか締めのI Otaku (Remix)をかけることになってしまい、「いやでもこの曲は最後にかけるべきだ」と思い結局それで終わり...やはり日頃からもっと隙間時間に練習しておくべきでした。

というか、練習とか以前に、USBに入っている曲の6〜7割くらいCUE打ちなどをロクにしていない状態だったので、そりゃアドリブで繋ぐのも難しいだろと。

毎日10曲でも良いからCUE打ちなどしておくべきでした。本当に反省。

また、僕はコミュ障なので最後の挨拶の時にやはり言葉に詰まってしまい、挨拶がイマイチ締まらず沈黙の時間もあったのですが、poniyamaさんなどに「良いぞー!」などといった声援をいただき沈黙を破ることができ、そういったアシスト?なども含めて皆さん本当に良い人たちに恵まれたなぁ、と痛感しました。

僕の挨拶が終わった後に演者さんの告知タイム、からのラストquadさんからの挨拶、の流れは、今までに僕が遊びに行ったイベントから得た知見です。

やはりイベントを主催するからにはある程度イベントに遊びに行った方が良いですね。

最後はみんな「ありがとうございました」で解散した形となったのですが、次からは打ち上げとか誘ってみた方が良いのかな...。僕も交流を大事にしたいと思っている派なのですが、いかんせん22時という遅い時間に終わってしまったため、終電のこともあり、誘えずにいました。

次回は20〜21時くらいに終わるイベントを打ちたいです。

 

あと、売上についてなんですが...正直、赤字でした。。。

SPREADさんの箱代くらいペイできるかな〜と思っていたのですが、箱代から今回の売上を引いた分を僕が支払うことに。

告知ツイートで90いいねも来たんだから40人くらい来てくれるかと思っていたのですが...。

前回もブログで書きましたが、やはりいいね数やRT数ではなく、ブックマーク数が一番目安になる気がします。CDのリリースの時だけでなく、今回のイベントでもそうでした。

「こんだけ来るだろう」と思い、そのキャパに見合った箱を1月の段階で候補に入れていたのですが、もう少し小さめの箱でも良かったかな...。

例えば幡ヶ谷のForest Limitとか阿佐ヶ谷Driftとか。まぁでも来場者数が予め分かってたら苦労はしませんよね。

ただ、入場料に関しては2500円で良かったと思っていますし、SPREADさんは本当に良い箱なので僕の決断に後悔は特にありません。ブッキングも含めて。

それと、当日は他にもビッグなイベントが重なっていたようで、そちらのイベントに参加していた方が「今日は足が死んでるからナースペは無理!」というツイートをしたりしていたので、イベントが重なることによって来場者数が減るんだということも再確認しました。これに関しては予測は立てることが困難ですし、贅沢な悩みではあるんですけどね(笑)

まぁ、元々来る予定だった方が来れなくて残念だったな〜というちょっとしたボヤキ程度に捉えていただけたら幸いです。こればっかりはしょうがない!

 

また、実はDigital Offlineの最終回で頒布されたZINEで主催の電波さんが書いていた「クラブイベントの主催の仕方」も結構参考にしていました。

その文章の中には当時なかったクラブの情報などは当然載っていなかったのですが、既にあった箱の規模、ブッキングの仕方、フライヤーについてなど、電波さんが今までに得たであろう様々なノウハウが羅列されており、本当に助けられました。

また次回イベントを主催する時も再度熟読してみようと思います。

 

因みに、Nerd Spectrumの第2回目は絶対にやりたいですが、日程は未定です。もしかしたら来年やるかもしれないし、再来年になるかも知れません。

自分の持つ熱量を最大限に注ぎ込む予定ですので、皆さん開催する時はどうぞ宜しくお願いします。

 

とかなんとか書いてたら1万字を超えてしまった。

 

 

↑何枚か撮った写真のうちの1つ。

 

 

 

俺たちは、これからもオタクで生きて行くんだ!!!!!!!!

M3春2026、お疲れ様でした。

さて、今回は開催されてから2週間も経ってしまったが、一応記録に残しておこうと思ったので今年の春M3の感想やら手応えやらを書き記しておこうと思います。

なるべく手短に書き終えるぞ!

 

 

↑今回の新譜のジャケ。タイトルは「3G ~Greatest Gabber Girls~」である。

以前、1st EPであるHeartCoreのジャケを見て「これってToHeartネタの曲が入ってるんですか?」とお客さんから聞かれ、入ってるっちゃ入ってるけどほんの一部しか...ってなってしまったので、今回は1人のキャラに絞らず、収録されている曲の全ての元ネタの作品のメインヒロインを描いてもらおう、ということで絵師に相談していたのだった。

左から順にまじかるアンティークのスフィー、涼宮ハルヒシリーズのハルヒ、りぜるまいんのりぜる、ゆめりあのねねこ。背景にはガバキックみたいに歪んでいるマルクトハル(ロッテルダムの顔となる建造物)が建っているが、これも絵師のアイディアで「毎回よく思い付くなぁ」と感心。

※因みにHeartCoreのタイトルの由来とジャケに神岸あかり(ToHeartのメインヒロイン)を描いてもらった理由は、Sharpnelさんの3rdアルバム「フロム・ザ・はあと」を意識してのことである。特にHeartCoreの目玉となるトラック「From The Heart」のタイトルもここから取っている。

 

さて、それじゃあ収録曲を軽く解説していくぞ!

 

01 dj patriot - 神っpoingな

2024年の冬、「JPxG GREATEST HITS 2024」というコンピに提供した俺の曲。ネタ自体は2021年辺りからずっと温めており、ようやく実現できたぞ!という気持ちだった。

サンプリングの元ネタは説明するまでもないが「神っぽいな」と「poing」をかけており、神っぽいなは原曲ではなく某歌い手さんのをサンプリングさせていただいた。

poingに関しては原曲とJump a Little HigherとPoing (Remix 2)の3つをサンプリング。

神っぽいなの歌詞で「ぽい」が出てくるところでpoing原曲の「ビョイン!」の音をレイヤリングしたり、「じゃん」と「jump」をレイヤリングしたりしてウケを狙ってみた。

実際soundcloudでも自分のトラックの中で一番聴いてもらえているので頑張った甲斐があったぜ。

 

02 dj patriot - Suggestive Rizel

去年RaveStationさんに提供した曲。

りぜるネタの曲はたくさんあれど、アニメのサンプリングをしているのってなくね?と思い、キャラの声をサンプリングしてみた。

構成としてはGABBAとHardtekを組み合わせたいつもの感じ。

 

03 dj patriot - Love Each Other

泉さんのところの猫又少女に提供したまじかるアンティークネタの曲。

提供したのは2年前の秋頃。

タイトルは普通に「互いに愛しあっている」で、歌詞をそのまま引用した。

最初メロディアスなパートからスタートして途中でいきなりGABBAパートに突入するのがいかにもGABBAってぽくて良いかなと思い、そのような構成にした。

 

04 dj patriot - DREAL

今年のHyperRave04に提供したゆめりあネタの曲。

夢とリアルを行ったり来たりするゲームだから"Dream"と"Real"を組み合わせた造語をそのままタイトルにした。

今回、何気に初めて303ベースを使ってみた。音源はMassiveのだが...(いい加減に303のソフトを買え!!)

 

05 dj patriot - Rotterdam Sound Rush

今回の新譜用に書き下ろした新曲。これは正直、かなり頑張って作曲した!

構成は黎明期のGABBAのConstructionのような感じである。

元ネタはRotterdam Recordsの曲のみを使用した。

いつかこれの続編を出したり、MokumネタのConstructionもリリースしてみたいなぁ...。

 

06 dj patriot - Break The Boring World

今回の新譜用に書き下ろした新曲2。ハルヒネタのGABBA。

XROGERから出ている「バーンlmL('q')lmLバーン よきにはからえ」のTAQ氏の「ハルヒなんて使うから...(いいじゃん!ハルヒ最高!! Mix)」から着想を得ている。

主題歌の片方を半音移調すれば同じキーになるな、ということでOPの冒険でしょでしょはそのままに、EDのハレ晴レユカイを半音上に移調して混ぜたりしてみた。

正直、上述したTAQ氏の曲を聴いていなかったらこの曲は生まれなかったとさえ考えている(笑)

いつかまたハルヒの曲のアレンジは作ってみたいが、その時はGABBAとかではなくなると思う。

 

07 konachan - 三十路(Lucky Mix)

泉さんに提供してもらったらきすたのキャラソンネタのGABBA。

彼の作るGABBAは前から本当に大好きだったので今回依頼が通って良かったなと。

小神あきらというキャラの「三十路岬」が元ネタとなっており、演歌調のゆったりとした曲なのだが、それを激しいGABBAのアレンジに作り変えたのは流石だなと思った。

 

08 Aquestion - Selector

そして最後はAquestionさんの曲。彼には前々から依頼したいなと思っており、実はKanon信仰の時も依頼したのだが、その時は元ネタをよく知らないからという理由で断られてしまった。今回は自分の好きなコンテンツの曲ならなんでも良いですよ、と伝えたいたため承諾を得られたのだった。実現して非常に嬉しかったね。

元ネタは聞き忘れてしまったのだが、いつものAquestionさん節全開のカッコいいトラックだったので元ネタを知らなくても楽しめる1曲となっている。

 

通販はBOOTHでやっているので是非!↓

nerdeistudio.booth.pm

 

 

という訳で曲紹介は以上です。

 

今回も今回で制作の段階で色々とトラブルがあり、かなりギリギリの作業をしていたためプレスだと納期が間に合わないということで結局CDRでの頒布となってしまったので、次回こそは必ずプレスしたい!という気持ち。

M3終了後は帰りがかなり遅くなった+めちゃくちゃ疲れていたので戦利品は撮っておらず、Twitterへのアップもできなかった。

あと、外国のファンの方も手に取ってくれるのだが、「ALL 1500円」という表記を見て「3枚全部足して1500円なのか?」と誤解をしてしまう方もいたので、次回からは正しく伝わるように努めたい。

 

次回のM3のサークル参加は来年の春になるかと思います。

今のうちに考案しとくぞ〜。

Nerdist3に出演させていただきました。

初回のラインナップを見た時から「うおぉ、これ絶対アツいやつやん!絶対行こう!」と思っていたにも関わらず、運悪く風邪を引いてしまい行けず...。

自分もいつかこのイベントに呼ばれたらすごく嬉しいなぁ、という話を数年前クラブイベントからの帰り道にフォロワーさんと話していたこともあった。

そんなナードが集まる祭典、"Nerdist"の第3回目に!なんと!お呼ばれしました!!!

 

 

↑これがフライヤー。

 

ある日、Xのbioで公開しているメアドに一通のメールが来ていることに気付く。

内容を確認するとNerdist3へのオファーの旨が記載されており、「うおぉマジかよ!?メチャクチャ嬉しい!!」と舞い上がっていた反面、「でもなんでDMじゃなくてメール?成り済ましとかではないよな...?」と一瞬疑い、試しにNerdistのXアカウントにDMをしてみようかなーなどと考えてDMを開いたら、自分がフォローしていないアカウントからのリクエストが来ていることに気付き、読んでみたらメールと全く同じ内容のDMだった。日付は4日前。

...もしかして4日前に連絡しても音沙汰がなかったから今日メールで催促してくれたのか!?ということは俺のことを本気で呼びたいと思ってくれてるんだろうか!?と思い、DMの方で二つ返事で承諾。

 

開催場所は中野駅から徒歩で10分くらいの場所にあるheavysick ZEROという箱で、俺も何かイベントがある度に何度もそこへは通っていた。そんな馴染みのある箱のメインフロアでプレイさせてくれると言うので、かなり張り切っていた。

 

 

↑これが当日のタイムテーブル。知り合いが結構出ることになっていて「うぉぉ(笑)」ってなってたね。

見ての通り俺はトップバッターだったので、主催さんと打ち合わせたりした結果、最後が170BPMくらいで終わるセットを12月の時点から練っていた。

基本的には家でDDJ-400で練習しつつ、本番の直前にスタジオを借りて本番の時と同じ機材を使って練習したりなんかもした。

 

そして、いざ当日。集合時間に着くよう向かい、俺が主催さんの次に箱に入った。

音出しの時間にはかなり余裕があったため、演者の中では一番乗りだった俺は15分くらい音出しをしたりちょこっと繋ぐ練習してみたりした。音出し中はDJブースとフロアを行ったり来たりしながら、「この音量で曲をかけるとお客さんにはどんな風に聞こえてるんだろう?」とかを考えてた。

この箱のメインフロアにはフロア側だけでなくDJブース側に向いているスピーカーもあるため、正直音量差に限って言えばそこまでブースとフロアとで違いはないのだが、それでも聞こえ方は全然違うのでとにかく行ったり来たりを繰り返す。

俺の次にやって来たベテランのDJのpencilさんも同じように行ったり来たりを繰り返していたので、この行為にはやはり意味があると思っている。

 

そして開始時間の16時ピッタリになった瞬間、「宜しくお願いします〜」と俺がVJさんらに一言挨拶をし、直後にポチッと再生ボタンを押す。

そしてそこから50分間、怒涛のナードコアセットをかけ倒して次のmigeruさんにバトンタッチ。

 

...正直、終始緊張していたため繋ぎを結構ミスってしまっており、あまり納得いくプレイはできていない。。。

だが、出番が終わってからお客さんらに「DJすごく良かったです!最高でした!」などと声をかけてもらい、無事カマせた感は掴めたので安心。声をかけて下さった人の中には初対面のフォロワーさんもいた。

特にpencilさんに評価してもらえたのは相当嬉しかったな...。

 

 

↑これが当日のセトリ。

曲Bを前の曲AのBPMに合わせ、ミックスし終わったら曲BのBPMを元に戻す(テンポを上げる)、曲Cを前の曲BのBPMに合わせ、ミックスし終わったらCのBPMを元に戻す...の繰り返し。

徐々にテンポが上がっていくセットのため、SYNC機能に頼ることがシステム上できず、繋いでる最中にかなり神経を使ってしまい、地蔵になってしまっていることもしばしば。

テンポフェーダーを少しずつ動かしていくあの細かい作業が地味に疲れるんよ...。

 

今回は初めて現場でCDJ-3000を使用させていただけることになったので、KEY SHIFT機能をふんだんに使用したセットを組もうと当初から計画していた。

この機能を使うことによって調が違う曲同士でも綺麗に繋ぐことが可能となり、選曲・曲順の幅が広がるので皆さんも是非活用して欲しい。

例えばSYNC機能にも反発している人をちらほら見かけるが、この機能だって耳で合わせる手間を省いて次の曲をサーチするなり、他のことに時間を回せる訳で。

KEY SHIFTとSYNCとでは「やれることを増やす」のベクトルが違うが、本質的には「便利な機能に頼ることによりDJプレイの幅を広げることが可能になる」という点で同じだと思う。

ただ、機能を使うにあたってメリットもデメリットも念入りに把握しておく必要は当然出てくるだろう。そこはやはり自己責任だし、機材や機能のせいにするのは違う。

 

今回は物販で旧譜の頒布もしていたのだが、思いのほか売れてくれて結構儲かってしまった(笑)

クラブイベントでも意外と手に取ってくれる人、多いんだな〜って。ただ、各15枚も持って行く必要はなかったな...次回からは10枚ずつくらいにしとこ、と学習した。

 

soundcloud.com

 

↑こちらが当日のセットの再現MIX。是非聴いてくれ!

 

 

はい、という訳で今回は出演したイベントの日記でした!

他の演者さんのプレイも、"ナード"で統一させつつも各々の個性が発揮されてて良かったな。みんなナイスでした。

また何かしらのイベントにオファーされたら嬉しいなぁ...。

 

次回の更新は来月になるかも。DJのノウハウの記事でも書こうかな?

それではまた!

2025年に聴いて良かった曲BEST 10。

さて、それでは今年も聴いて良かった曲BEST 10を発表したいと思います。

今年はHIPHOP(特にUS)を漁っていた時間が多かったので、リストの半分がHIPHOPを占めているという。

それでは早速GO!

 

pencil - パッ!とCyberia

拙作"Suggestive Rizel"と同じコンピに収録されているナードコア

新興産業の「パッ!とさいでりあ」とlainに登場する渋谷のクラブ"Cyberia"をかけたハチャメチャに面白いトラック。

pencilさん曰く、元々サイゼリアネタのナードコアを作りたかったそうだが(サイゼリアが大好きなので)、「あぁそういやサイゼリアは経営方針の都合でCMとかの広告宣伝を一切しないんだった」と気付いて、代わりに新興産業とlainを掛け合わせたという。

以前もブログで書いた通り、俺はpencilさんのことを本当にリスペクトしていてDJでも無意識のうちに高確率で彼の曲を使用している程のファンなのだが、またしてもキラーチューンをリリースしてくれた。

特に「さいでりあ!Cyberia?さいでりあ!Cyberia?さいでりあッッッ!!」の会話のようなサンプリングの切り抜き部分がめちゃくちゃツボったw

やっぱこういうギャグ路線とカッコいいサウンドを両立させたトラックというのは本当に憧れるね...。

ravestationrecords.bandcamp.com

このアルバムの3曲目です。気になった諸君は是非購入を検討してくれ。

 

Yakumo - Signal:200X

記念すべきYakumoさんの1stアルバムの1曲目に収録されているトラック。

端的に表すと、J-CORE・JaycoreとHyperflipの要素を混ぜているように感じた。

3分という短い時間の中で、音割れを楽しみつつもJ-CORE・Jaycoreのようなカッコ良さ、美しさ、ハードさを全面的に押し出しており、アドレナリンの分泌を促進させつつもどこか哀愁漂わせるような...それでいてノスタルジーも感じさせるような、そんななんとも形容し難い不思議な気持ちにさせてくれる曲。

クラブでかかったら俺だったらブチ上がると思う。

何はともあれ1stアルバムリリースおめでとうございます!

Ice Cube - Jackin’ for Beats

複数のHIPHOPトラックのビートをジャックして繋げて、その上にラップを乗せるというIce Cube渾身の一曲。今でこそメドレーとかMegamix的なのは大して珍しくもなんともないが、当時にしては斬新だったに違いない。

後にZeebra氏もこれのパクリなのか分からないが、Jackin’4 Beatsという曲をリリースしている。

元ネタのビートを調べてみたのだが、なんか全体的にワンヒットワンダーの繋ぎ合わせのような感じがして、そういう一発屋に対するディストラックでもあるのか?などと考察してみたり。

w.atwiki.jp

↑このサイトを見てもディストラックなのかどうかはよく分からないが、強盗とサンプリングに共通点を見出した暴力的なリリックなのは理解できる。

なんでこの人ギャングじゃないんだ...。

youtu.be

Ice Cube - No Vaseline

またもやIce Cubeの曲の中で今年特に刺さった曲。

バヤシvol.3というYouTubeチャンネルの和訳を見て、正直嫌悪感を覚えつつもある種の高揚感を覚えてしまった。

まぁ悪に憧れるのは悪と無縁である証拠でもある...と自分に言い聞かせることにしている。

これは所属していたN.W.Aのメンバーと、マネージャーのジェリー・ヘラーに不満と怒りを爆発させた曲で、N.W.Aを脱退してから2年後にリリースしたアルバムの最後に収録されている。

タイトルのNo Vaselineとは「テメェはワセリン(肛門性交する際に肛門に塗るローション)なしで掘られとけ」という意味であり、他にもジェリー・「ヘラー」と「フェラ」でライミングしていたりと相当性的かつ攻撃的なリリックなのだが、まぁそりゃヘラー氏はブチギレて曲を反射的に止めるよなぁ。(映画"Straight Outta Compton"のワンシーン)

これ聴いてるとたまに「俺もこんなディストラックを書けたらカッコいいかも?」とか柄にもなく思ったりするのだが、まぁ一生書くことはないだろう。

しっかしここまでボロクソに言われても最終的にIce CubeとN.W.Aのメンバーらは和解してるんだからスゲェよなぁ。

今は多様性の時代だが、正直こういう男同士の絆とかホモソとかマッチョイズムって、ある種の「美しさ」「尊さ」があるというか...。

こんなことリアルじゃ絶対口にできないけどw

※勿論そういったモノを肯定してる訳ではないです。

youtu.be

↑この人、マジでUS HIPHOPの和訳の天才なのでヘッズの諸君は是非チャンネル登録してみてくれ!

Dr. Dre Feat. Snoop Dogg - Nuthin' But A G Thang

The Chronicに収録されている、Dr. DreSnoop Doggによる曲。

Snoop Doggに関してはモノホンのギャングだったらしい。

単純にカッコ良いビートとSnoop Doggの穏やかに語りかけるような声...いかにもマリファナでチルってるかのような声と組み合わさって俺までチルってしまうかのような感情に襲われるので繰り返し聴いていたのだが、和訳を見た瞬間更に深みが増した。

DreとSnoop Doggの絆が伺うことができ、マリファナだの銃だの売春だの、裏社会のワード満載で正直魅力的だ。いや、悪に憧れるのは悪と無縁である証拠でもあるので...(大事なことなので2回言いました)。

youtu.be

Eazy-E - It's On

No Vaseline同様深くてダブルミーニングトリプルミーニングの嵐のリリック。Dr. Dreと彼のコラボレーターであるSnoop Doggに対する痛烈なディストラック。

The Chronicに収録されている"Fuck wit Dre Day"というEazyに対するディストラックに対して、更に言い返したディストラック。

Fuck wit Dre Dayのリリックを真似して組み込んで言い返すとという、日本のMCバトルなんかでもよく見るやり方。

しかし大元のディストラック然り、この曲然り、露骨に性的で暴力的なんだが、なんでアメリカ人ってこういタイプの人が多いんだ...?全員って訳ではないだろうが。

Snoop Doggの声もEazyの声もどっちもクセがあって好きだから、仮にリアルタイムで2人のバトルを見てたら多分どっちのことも応援してただろうなぁ、きっと。

因みにEazyはギャングではなかったらしい。

あ、勿論悪に憧れるのは悪とは無縁の証k(ry(n回目)

youtu.be

Serji - All At Once

せるじさんの10年ぶり?くらいのアルバムの1曲目に収録されていたトラック。

M3の告知の時点で界隈の人達が「え!?」「嘘だろ...」とザワついており、この人一体何者なんだ?と俺も気になって購入リストに入れていたのだが、M3当日、なんと俺の隣のブースだった(笑)

買い子である妹には一番最初にこのアルバムを買ってもらい、その場ですぐに受け取った。

色んな人が彼のブースに訪れており、「お久しぶりです!」「久々にアルバム出してくれてありがとうございます!」などと声をかけられており、売り子をしている間「そんなすごい人なのか」と思って帰宅後アルバムを通して聴いてみたら...音の作り込みが半端ない!!!!!と感動することに。

俺らの界隈でよくある四つ打ち系ではないし、テンポも割と遅めだったが、とにかく音作りにものすごい時間と情熱をかけていることが伺え、生楽器の音に関しては生演奏してるんじゃないかと思うレベルだった。いや、実際は生演奏なのか...?

展開のさせ方も上手だし、どこからどこまでが打ち込みなのかは作曲者ではないので分からないが、これでサンプリング要素がゼロだったとしたら相当なスキルの持ち主だと思う。

買って良かったぜ。そしてこの人のことを知れて良かったぜ。

アルバム出してくれてありがとうございます!

3zo - True Love, Fake Lover

春M3の東京大破壊コンピの収録曲。エロゲ曲の詰め合わせ。

7分にも渡る怒涛のブレイクビーツ・ガバキックラッシュの上に美声が乗っかり、それらが240BPMで流れていく...。マージで最高でした。全然長いと感じない(笑)

黎明期のエロゲも比較的新しいエロゲの主題歌も満遍なく取り入れており、やっぱり時代を横断したマッシュコア(或いはMegamix?)って良いよなぁ、と。

LOLISTYLE GABBERS & Uyu Shogen - My Oblivion, You Unseen

秋M3のロリガバの6年ぶりのヴァイナルに収録されていた曲。今回は相当制作に力を入れていたらしい。

Uyu Shogenというアーティストとの合作。相変わらずロリガバは無名の精鋭を発掘する頻度が高いなぁ。一体どっから見つけてくるんだ...。(※この記事をTwitterでシェアした直後にフォロワーさんから正体を教えていただきました。一応伏せときます)

8分くらいあるのだが、展開過多ではないもののサウンドがとにかくカッコ良いので全然飽きずに最後まで、何度もリピートして聴けるキラーチューン。

前半は主に四つ打ちで、後半はジャージークラブのリズムを取り入れており、それでいて重いキックで統一されているため、全体的にサウンドがハードな仕上がりになっている印象。

元ネタは全然知らないけど、やっぱりサンプリングの仕方が上手い。それは台詞の選び方もだし、タイミングもだし、カットアップとか諸々全部含めて上手だという話。

やっぱりロリガバは安定して良トラックをリリースしてくれるね。

これからも応援してます!頑張って下さい!

Kay-on - SHIN GODZILLA

そして.....今年のハイライトはこれ!

エミネム顔負けのスキルを備えており、R-指定氏ともコラボを果たしている期待の新人ラッパー。

エミネムGODZILLAのオマージュというかリスペクトの類で、8mileやエヴァネタなどをふんだんに盛り込んだセルフボーストトラック。

いやぁこんな速いセリフを噛まずに言えるのもすごいし、こんなリリックを思い付くのもドヤベェし...。マジでなんでこれが投稿されてから1ヶ月経ってるのに12万しか再生されてないの...。

ってか色々抜きにして純粋に「カッコいい」んだよな。

youtu.be

みんなも是非聴いてみてくれ!

 

 

今年もなんだかんだで創作に打ち込んでいた年でした。一番嬉しかったのはRave Station Recordsさんに呼んでもらえたことかな。

そしてありがたいことに、早速来年の2月にDJの出演を控えており、来年もDTM・DJ共に頑張るぞ、の気持ちに。

DTMに関しては音作りに重点的に力を入れたいな。妹に「俺は音作りが苦手だから和声に力を入れてるんだよね」「だからそれで他の皆と差別化を図っているというか...」などと言ったら「ブルジョアかよw」とツッコまれてしまった。

でもそれはその通りだと思う。元々テクノとかハウスとかHIPHOPとかのクラブミュージックやDJとかって十分な教育などを受けられない、貧しい地域で生まれ育った黒人の音楽・文化だ。

だからメロディやハーモニーやコード進行などが頓珍漢なのは当たり前というか仕方のないことだし、そういった理論的な美しさの欠如をカバーするという意味合いも含めて(特にテクノに関して)メロディやハーモニーよりも音色やグルーヴが重要になってくるし、音作りが作曲の要素の7〜8割を占めていると言っても過言ではないだろう。

そうやって発展してきた音楽なのだから、そこそこ裕福な家庭で育ってきて音大にまで通わせてもらえた俺とは正反対の文化なのだ。だからこそ理解するよう努めなきゃダメだし、リスペクトの精神を持たなきゃいけないし、テクノ(正確にはハードコアテクノだけど)を作りたいんだったら音作りから逃げるなんてのは許されないよなぁ、と。

勿論、和声(大衆性や理論的な美しさ)とテクノ(迫力ある音色作りやその曲に相応しい音色作り)の両方の要素を組み合わせて差別化を図ったり、オリジナリティを出す分には良いことだと思っているので、あとはとにかくリスペクトの精神を持って、時代背景や歴史などを勉強しつつ、音作りに力を入れつつ作曲に取り組みたいです。

 

 

ナメたらアカン〜(唐突な演歌モードで自戒)

 

 

 

それでは皆さん、良いお年を!そして来年も宜しくお願いします。

M3秋2025、お疲れ様でした。

今年はなんだか10月に入った途端、急激に冷えてきたなぁ...。そんな突然の季節の移り変わりにも瞬時に対応できるようになりました、パトリオットです。

 

さて、今年のM3秋もサークル参加してきましたよ!

また、他のレーベルさんに新曲を提供したりもしていました。

当記事ではM3で自分が頒布した新譜と、レーベルさんに出した曲の両方の記録を2つに分けて綴っていき、最後に総評で締め括りたいと思います。

 

 

今回頒布した「Kanon信仰」について

さて、今回頒布した新譜のタイトルは「Kanon信仰」だ。ジャケット、バックインレイはまた例によって同人クリエイターである妹に依頼した。二次創作も受け付けているやり手の絵師さんを今から探すのが大変だというのもあるが、センスがとても良いので「また妹でも良いか」となった。

泣きゲーの金字塔であるKanonとカノン進行をかけたタイトルなのは誰でも容易に想像つくだろうが、これは単に「Kanonというゲームやキャラを信仰している」という意味だけでなく、Kanon様(観音様)のポーズを取っていたり(この上下に手を開いているポーズは与願印と言って、「願いを叶える」という意味合いを持つ)、元から月宮あゆのリュックに生えている羽根を殊更強調したりと、何かと宗教色が強くなっている。

このアイデアは今年の4月くらいの時点で既に温めており、ようやく形にできて嬉しい限りだ。そして、今回は5人のやり手のクリエイター達にも楽曲提供を依頼させていただいたので、かなりクオリティの高いコンピレーションになったのではないかと思われる。

ただ、俺の曲には相変わらず課題が積もっていて...精進したいです、本当に。

それでは今回収録した7曲を一挙に紹介していこう。

 

収録曲の紹介

01 Xat0li - Snow Melt

今回依頼したクリエイターの中で唯一Xアカウントを持っておらず、無責任レコーズさんを介して依頼させてもらった。

彼の曲は無責任レコーズさんのCDでも度々聴いており、以前から「この人に曲を提供してもらえたら最高だろうなぁ」と思っていた。

曲はなんと8月中(契約が成立してから3週間弱)に無レコ経由で納品していただき、「もうできたの!?」と驚いた記憶。そして、やっぱりクオリティがとてつもなく高い!

OPのアレンジなのだが、とにかくビート(主にキックやノイズなど)のアレンジ力が凄まじく、常に目まぐるしく展開するような印象を受けた。具体的には、同じキックやスネアでも音色をしょっちゅう変えたり(音作りの方も本当に素晴らしい)、フィルターやボリュームのオートメーションをたくさん用いて抑揚を付けたり、原曲の音のサンプリングを絶妙なタイミングでしたり...と言った具合。いっつも8小節もしくは16小節のドラムパターンをペタペタコピペしている俺とは大違いだ...。自分もこんな風に、展開過多とまでは行かなくとも、もっとメリハリを付けた作風にできたら良いなぁ、と思うばかりである。


03 230kgの鶏そぼろ - 2001年10月20日

一旦2曲目の俺の曲を飛ばしてennnnさんの曲の紹介。

彼は個人的に有力な若手ナードコア勢の1人だと思っており、今回のノスタルジーを感じさせるゲームのコンピに是非お呼びしたいと思っていた。

当初「キャラのセリフのサンプリングをしても良いし、しなくても良い」と伝えていたのだが、まさか声優さんのラジオ番組をサンプリングしてくるとは(笑)。

最初聴いた時、すぐに「八卦商会っぽい!!!」と感じた。ennnnさんも八卦商会が好きなようで、恐らく結構影響受けてるんじゃないかなぁ。

こういうコテコテのナードコア大好きなんですよ本当...。この曲自体もユニークだし、後日Xで「声優のラジオ番組にガバキックずっと乗せてれば30分のナードコアができるじゃん」とか言ってて更に笑った。いや、その発想はありませんでした...。

提出してから暫く経った日、ミキシングし直したデータを送ってこられたのでそっちの方を本コンピレーションに収録。

 

04 totsumal - 熊VS狸

タイトルを見た時点でもう「あ、これ川澄舞のセリフサンプリングしてるな」と一瞬で分かった。

totsumalさんは個人的に中堅のナードコア勢の1人だと思っており、今回オファーを受けて下さって本当に嬉しかった。「コンピ誰に依頼しようかな〜」などと考えていたのが大体7〜8月くらいで、最初から彼にも依頼しようと決めていたので今回叶って良かった。曲調も俺の望み通りの作風でめちゃくちゃテンション上がってた。

マスタリング済みの音源の音量がとても大きかったため、一応Cubaseに読み込んでラウドネスを確認したら開幕早々-3.7LUFSとかで思わず吹き出してしまった。他の人の曲とあまりのも音量差があったため、2mixを自分で改めてマスタリングしたものを収録。

「はちみつくまさん」「ぽんぽこたぬきさん」の部分をループさせつつも、「はぁーーーーーー!!!」という魔物に向かって剣で降りかかるシーンの迫力あるセリフをフィルの如くサンプリングしたり、ED地帯を良いタイミングで持ってきたりと、サンプリングのセンスを痛感した。

 

05 pencil - ガバの辿り着く場所

pencilさんのことは本当に本当に本当ーーーにリスペクトしており、俺は特に意識していないのに気付いたらDJで必ずと言って良い程彼の曲を使用しているレベルの大ファンで、前回のHeartCoreの時もオファーをしたのだが、その時はアルバムの制作で忙しかったため叶わず。今回快く引き受けて下さってマジで舞い上がってた。totsumalさんと同じく、7〜8月辺りの割と早い段階から彼に依頼しようと決めていたため、本当に叶って良かった。

pencilさんの曲にしては珍しく、序盤にピアノを打ち込んだ形跡があり(サンプリングじゃないよな?)、そこからキャラの会話パートに入り、EDのガバリミックスに持って行く.....という、ナードコアの王道のような展開で嬉しかった。

終盤のガバキックのリズムパターンが7曲目のAny Wish Can Come Trueの終盤と酷似していたのでビックリしたりもした。同じ部分の音(アウトロ)をサンプリングしてたし。


06 Ayana - Last Regrets (Tektheist Bootleg)

イギリスのJ-CORE・Jaycoreの精鋭Tektheist氏によるOPの哀愁漂うhitechアレンジ。

曲名を考えるのに苦闘していたらしく、結局思いつかなかったためこのようなタイトルになった。

彼のことは以前からM3で買ったCDの収録曲などで知っており、今回「日本勢だけでなく海外のクリエイターも呼びたいなぁ」とうっすら考えていたため、良トラックを量産している彼に依頼したのだった。

俺がオファーの際に「今回がKanonのコンピなのでKanonの主題歌のアレンジか、もしくはオリジナルのビートにキャラのセリフをサンプリングして欲しい」とオーダーしたら(勿論全員にこの文言でオーダーを出している)「良いよ!実はずっとLast Regretsの曲を作りたいと思っていたんだ!是非やらせて下さい!」との返事が返ってきて「うおおマジか!やったー」と喜んでいた記憶。やり取りはずっと英語でしていたのだが、いかんせん俺の英語が拙いため、何か誤解を与えていないかとずっと心配していたのだが、彼の人柄がとにかく良く、終始円満なコミュニケーションを取れていた。

曲が届いた時、その美しくもどこかダークネスな曲調に心を打たれた。移調してあるのだが、偶然にも1曲目のXat0liさんのキーと同じで、これによりアルバムの統一感が少し増したかも?

 

02 dj patriot - Have The Strength

んでこれは俺の曲。コンピの1曲目に位置するような作風にしたつもりだったが、Xat0liさんの曲の方が適任だったため、2曲目にすることにした。

この曲はOPのアレンジで、アーメンブレイクのキック部分やウワモノに音を重ねたりして(レイヤー)今まで以上に音作りを凝ったつもり。ただサビ部分のガバキックがあんまり歌とマッチしてないのかなぁ、と感じたり。

構成そのものは結構気に入ってはいるのだが、一部音のミスマッチが起きているのと、後述するようにミキシングがダメダメのため、マスタリング時に思うように音圧を上げられず、かなり悔しい想いをした。

 

07 dj patriot - Any Wish Can Come True

俺のEDのアレンジ。これはコンピの一番最後に適しているかな、と思って7曲目にした。

勿論全体的に頑張ったことに変わりはないのだが、特に最後のガバキックが結構良い感じに作れたので、そこを聴く度地味にテンション上がったりするなど。

最初のキックは3つくらいレイヤーして作ったのだが、今思うとクラップの音と上手くマッチしていないのかなぁ、などと考えてしまう。

やっぱり俺の課題は音作りと、音同士のミスマッチを起こさないようにすることなのかなぁ。

あと、歌の部分だけizotopeのRX8という分離ソフトで抽出したりしたのだが、他の音が微かに残っており、上手く取り出せなかった...。

誰か良い分離ソフト知ってたら教えて下さい!

 

感想とか振り返りとか

今回は5人のクリエイターさんに依頼した訳だが、少ない方なのに結構大変で、改めて「人をまとめるのはすごく労力を使うんだなぁ」と思った。

最初は「OPのアレンジが多めになるかな?」などと考えていたが、4曲OP、3曲EDと綺麗に分かれてくれて「正に奇跡じゃん!」などと思った(笑)

ただ...本当は8曲収録する予定だったんだよなぁ。5人のアーティストさん+自分の3曲の予定だった。もう1曲はオリジナルのビートに美坂栞の声をサンプリングしたモノを作る予定だったのだが、PS2版からもCD版のゲームソフトからもデータを抽出することができず、最後の最後まで粘ってみたものの結局断念してしまい。

もう1曲は誰かに依頼しとくべきだったかな?若干後悔している。因みに今回のコンピでは他に3名のクリエイターに声をかけてみたのだが、みんな忙しかったりして断られてしまったため今回のメンバーとなった。

あと、本当はCDをプレスしてもらう予定だったんだが、盤面印刷のテンプレをギリギリまで妹に伝えていなかったため、納期の都合でコピーを工場に依頼することにした。俺が依頼した業者さんはプレスだと日にちをかなり跨ぐが、コピーなら作業が完了した翌営業日には発送してくれるところだったので、余裕があった。

それから、オファーの段階で2mixとマスタリング済みの音源の2つを提出して下さいとお願いをしていたのだが、「なんでみんなこんなに音圧が高いんだろう?」とマスタリング済みの音源を聴いていて思ったので試しに全員の2mixをDAWに読み込んでみたら、みんなの波形には共通点があった。

一言で表すと、ダイナミクスレンジがとても狭まっているのだ。

俺の波形はと言うとかなり開いてしまっており、「もしかしてこれが音圧が上がらない原因か!?」と、マキシマイザーの原理を思い出しながら推測した。

個人的にダイナミクスレンジが広い方が表現の幅が広がる気がして好きなのだが、みんなみたいに音圧を上げたかったら狭めなきゃダメなのかぁ、と今更痛感した。

でもそれだと常にメーターと睨めっこしてなきゃならなくないか...?いやでもそれDTMerみんながやってることかぁ、などと頭を悩ませてしまった。いっそのことAIに頼ろうかなぁ...Neutron買ってみようかな?

まぁ、とにかく更に精進していきたいです。

 

RaveStation様に提供した楽曲について

今年の2月の段階でRaveStationのオーナーのDJ School Pizza氏から「曲を提供して下さい。HAMADURA2023やFrom The Heartのようなテイストでお願いします」とのオファーを受けたのでとても舞い上がっていたのを覚えている。今回は初めてギャラを受けとるということもあり、かなり気合を入れていた。曲の完成はギリギリになってしまったが。

今回はRaveStationとMAD BREAKSのコラボ作品で、BreakStationのRave SideとMAD Sideの両方をM3で頒布していた。上記のジャケはRave Sideで、俺の曲が収録されている。

 

感想とか振り返りとか

今回提供した曲のタイトルは"Suggestive Rizel"で、りぜるまいんがテーマのナードコアだ。アニメを全話視聴した時に「終始思わせぶりな作品だな」と思ったのでこのようなタイトルにした。「思わせぶり」にも色々な英単語が存在するが、性的な意味で思わせぶりだったから"Suggestive"にしたんだが合ってるよな...?間違ってたら恥ずかしいな。

サンプリング元のアニメは常に良いシーンでBGMが鳴っており、セリフのサンプリングがし辛かったため、無難なサンプリングの仕方になってしまった。アニメは全体的に面白かったために残念...。

ジャンルはJaycore寄りのナードコア?ロリガバに少し近い作風になった気がする。

今回、自分が作るガバキックなんかよりもspliceとかで拝借したガバキックの方が良質に決まっているだろう、と思い、わざわざspliceに登録して色々とガバキックを漁ってみたのだが...

「なんか俺が作った方が曲にちゃんとマッチしてたんじゃないか?」と提出し終わった後に思ってしまった。ガバキックは複数使っており、全部がダメという訳ではないのだが...なんか自分の方が良いキックを作れる感が拭えない。そもそもspliceのシステムもよく分かっておらず、探せば良い音があるんだかないんだかよく分からなかった。正直、少し使いづらいサイトのように思えてしまった。

また、この曲もミキシングの段階で躓いている。2mixとマスタリング済みの音源を提出したのだが、コンピには2mixをマスタリング師によってマスタリングした音源が収録されていたのだが、音圧は俺がマスタリングした音源よりも遥かに上がっているものの、ヘッドホンで聴き比べてみると大分違和感があり、「あぁこれも俺のミキシングがヘタクソなせいだろうなぁ」とすぐに気付いた。

 

総評・全体の振り返り

という訳で、今回のM3に向けてのリリースに関して、改めて俺の未熟さや課題が浮き彫りになった結果となった。

 

M3に関してだが、前回30枚くらい持ってったのがすぐに完売してしまったため、今回は前回の告知の倍以上のいいね・RTが付いてることだし150枚くらい持って行こう、と思い立ち、かなりの大荷物で会場へと向かったのだが、流石に全部捌けることはなく、「次回からは100枚くらいにしとこう...」と学習した。集荷を利用するのも良いかも。

なんか告知ツイートのブックマーク数分くらい売れたかな?これからはブックマーク数を参考にして計画を練ろうかな。CDを1枚1枚プチプチに梱包して持っていったためかなり嵩張ったってのもある。みんなみたいに袋でラッピングしないとな、次回から。そうすればCD同士が擦れ合ってもケースに傷は付かないだろう。

 

また、今回は知り合いや告知ツイートを見て俺のブースへと足を運んでくれた人だけでなく、ふらっと寄ってきてくれた方もたくさんいて「これってどんな感じのCDなんですか?」と聞かれたため、次回からは視聴用のポータブルCDプレイヤーを持って行き、視聴コーナーにCDを展示してもらおうとも学習した。

即売会では、そういう「新たな出会い」も大切にした方が良いよと妹からアドバイスを受けたので、これからは大切にしていこうと思う。

 

これは打ち上げで妹と食べた寿司の写真。前回もここに寄った。

久々のビールが身に染みたね。

 

 

これは俺がブースの番をしている間に妹に買ってきてもらった戦利品。

一部買い忘れがあるので、次回からは買い物リストに買ってきて欲しい物の写真も添付して印刷しようかと思う。見辛いと言われてしまったので。

また、今回のM3はサークル参加の応募が殺到しており、落選サークルがかなり多かったようで、運良く参加できて本当に良かった。いずれ会場が変更になったりするんだろうか。これからは2回に1回くらいのペースで落選したりするのかなぁ...不安。

 

 

これからも毎年1回以上のペースでサークル参加して、新譜を出せて行けたら良いなと思います。勿論、ただ出すだけじゃなくて少しずつ"成長"して行きたいです。

やはり創作活動してる時が一番イキイキしてるからな、俺。

課題はあるものの、みんなに手に取ってもらえたり褒めてもらえたり、感想をくれたりするのはやはり励みになるし、そういう人達の期待を裏切らないような作品をこれからも作っていきたいです。

ピアノ×フォルテ×スキャンダルについて語りたい

なんだか無性にOSTERさんの「ピアノ×フォルテ×スキャンダル」という曲について語りたくなってきたので、今回は語っていきたいと思う。

主に歌詞について深く語っていくぞ!

 

元々俺は2011年の高校に入学した辺りから、同じ吹奏楽部のメンバーの影響もあってかボカロにハマることになり(今思えばボカロリスナーの割合がかなり高かったように思える)、高校3年間ボカロにドップリと浸かることになった。

今回語らせていただくPFSと出会ったのは......確か、よく吹奏楽部のメンバーと部活終わりにゲーセンでDIVAをプレイしており、その中に収録されていたOSTERさんの曲をプレイしていて、曲に惹かれてAmazonで「OSTERさんのベスト」を購入したのがキッカケだったかな?当時のDIVAにはPFSは収録されていなかった記憶があるし、収録されていたとしても認知はしていなかった。

discogsで発売日を確認したら2012/01/18と書いてあるので、ボカロを聴くようになってからOSTERさんのファンになるまでは少し時間を要した模様。

いかんせん当時の記憶が曖昧なのだが、この曲に初めて出会った時は歌詞の意味こそよく考えていなかったものの凄い衝撃が走ったし、今でもよく聴く俺のお気に入りの曲だ。

因みに、この曲の原題は"piano×forte"というインスト曲で、元々muzieというサイトに投稿されていた。(現在は閉鎖中)

そのインスト曲に歌詞を付け、アレンジした曲だ。

 

前置きが長くなってしまったが、このPFS、サウンドもさることながら、歌詞がピアノ弾きにメチャクチャ刺さるんですよォ!!!

前のブログでも言った通り俺は4歳から現在に至るまでずっとピアノを弾き続けており、一応音大出身でもあるのだが、

この曲は歌詞の中に散りばめられている音楽用語の使い方がとにかく上手で、ストーリー全体に上手く絡み合っている、そんな印象を受けた。(語彙力が乏しすぎる...)

それでは早速歌詞を見ていこう。

 

 

歌詞

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ありふれた私という協奏曲(コンチェルト)を
なぞらえる日々
それとなく指揮棒(タクト)に合わせれば
保障される調和(ハーモニー)

ダウンビート
割とストイックで古典的(クラシカル)な優等生
でもアップビートはアドリブでいかなきゃ退屈でしょう

楽譜(スコア)通りの日常に
枯れゆくこの命ならば
いっそ背徳の渦に溺れてしまいたい

その指に光る愛の証さえ
消え入りそうな程優しく
囁いた言葉は
禁断の小夜曲(セレナーデ)

27時 瞳を閉じれば
想うのはあなたの事ばかり
そんなの良くないよだなんて
友達は言うけれど

そんな言葉じゃ私の渇きが潤うことなどはない
可愛げ無い台詞で演奏(プレイ)が乱れだす

散らばった秩序(スコア)の上
ひび割れた愛が砕け散るその前に
キスで繋ぎ止めて
回り始めた狂詩曲(ラプソディ)

加速する愛のリズム 突き詰めて
確かめ合うように
今夜はフォルテシモでもいい
強く強く抱き締めて

重なり合うこの声は
闇に溶けて消えていくから
きっと大丈夫よ

何も悪いことじゃない

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考察

そう、人生とは「協奏曲」なのだ。

協奏曲とは独奏楽器とオーケストラからなる曲のこと。ピアノ協奏曲だったらピアノが主役で、バックのオーケストラの多くの人に支えてもらいながら主導的な役割を果たしていく。

人生の主役は自分だ。自分の人生の主人公は自分自身なのだ。そして、やっぱり一人では生きてはいけない。多くの人に支えられながら生きていくのは誰だってそうだろう。

そして、指揮棒とは「秩序」であり「ルール」。指揮棒に合わせて生きていけば、周りと協調を保ちながら、上手く人と関わりながら、他者と程良い距離感で生活できるだろう。法律だったり、明文化されていないルールや常識を守っていれば人並みの生活が送れる。

逆に指揮者に従わず、自分勝手に生きていたら周りの人はどんどん離れていってしまうし、当然、支えてくれる人だって減っていくだろうが、刺激的な人生を送れることだろう。

ダウンビートとは表拍のこと。特に日本人はリズム感が乏しいと言われており、手拍子する際も表拍でとる日本人は多いだろう。洋楽なんかだと皆裏拍(アップビート)で手拍子する。

"優等生"でも、アドリブで生きなきゃ退屈だろう?

楽譜通りの人生を送り続けるくらいなら、退屈な人生の果てに死ぬくらいなら、いっそ背徳の渦に溺れてしまいたい!!!

小夜曲とは恋人に愛の気持ちを込めて演奏される曲。

「好きな人のことばかり考えてるのは良くないよ」と友達は言う。それは確かにそうだ。恋愛を重視した結果、友好関係などが疎かになってしまうのはよくある話。だけどそんな友達の忠告を聞いても私の心が満たされることはない!私は忠告を振り払ってでも情熱的に生きたい!!

「可愛げ無い台詞で演奏(プレイ)が乱れだす」の「プレイ」はダブルミーニングなんじゃないか?という考察も見かけたが、個人的にはセックスとは無関係な気がするんだよなぁ...。単に、今まで真面目に規則的に生きてきた人生が変わりつつある、アドリブの人生に変わりつつある、ってだけでは?

いや、もしかしたら激しいセックスって意味なのかも知れないが。

狂詩曲(ラプソディ)は固定された形式を持たず、複数の楽想が自由な構成で繋げられる曲のこと。小夜曲に続き、狂詩曲。もう完全にアドリブの人生に両足を突っ込んじゃってる訳だ。

そして、フォルテシモで演奏するかのように、強く強く抱き締めて欲しい。

音楽にいつか終わりが来るように、私とあなた(達)の関係もいつかは終わるから、どんな風に生きたってきっと大丈夫。何も悪いことじゃない。

 

やっぱこの曲、とてつもなく深いよ.....

はい、そんな訳で長々と考察してきたが(箇条書きみたいになってしまった)、いかがでしょうか?

俺の考察が正しいかは定かではないが、とにかくこの「恋愛×ピアノ」ってテーマも斬新だし、ピアノを人生に置き換えるのもすごいし(OSTERさんは相当ピアノ愛が強い?)、音楽用語の使い方も秀逸だし.....。サウンドと歌詞共に素晴らしすぎて言葉にならないわ本当。

人生、規則正しく真面目に生きるのも良いが、アドリブで生きていくのも良し、ってメッセージを恋愛に絡めたこの一曲。

そもそも単なるラブソングに留まらず、人生観について深く考えさせられる一曲。

控えめに言ってクオリティ高すぎませんか...?

最初は真面目そうな雰囲気のMEIKOさんが恋に目覚めて、徐々にボルテージが上がっていくこの感じが堪らなく良いんだよな。

特にジャズって「アドリブ」が大切だし、ジャンルと歌詞の内容がリンクしている部分も極めてGOOD。

既に書いた通り表拍(ダウンビート)は日本人特有のリズムで、この日本語の曲で「ダウンビート」を持ってくるのもセンスの塊というか...。

とにかく語り尽くせないくらいクオリティ高すぎませんか?(二度目)

しかも1から書いた曲じゃなくて、既存のインスト曲にここまで深い歌詞を乗せられたってところが凄い。

 

 

↑このアルバムは今でも大切に保管してあります。

ニコニコに投稿されたオリジナル曲に比べ、このアルバムのPFSは調教が神がかっている。MEIKO Appendというバージョンを使用しているっぽい。

是非皆さんも買ってくれ!

 

 

自分もこういう素晴らしい歌詞を書けたら良いなぁ...。

因みに俺も今年中にボカロを買う予定だ!

 

 

youtu.be

MEIKO以外も歌ってるバージョンだけど一応載せときます。

 

 

人生、時にはアドリブで生きてみよう。

4月から新生活が始まりました。

4月になってもまだまだ寒く、天気の悪い日が続くため体調を崩しやすいですがなんとか頑張っています、パトリオットです。

 

さて、ちょっと書くのが遅くなってしまいましたが、タイトル通り、僕は丁度3月末に3年近く住んでいたアパートを退去し、引っ越して4月から新生活をスタートさせることになりました!

.....と言っても実家にですが(笑)。

実家に戻ることを決めた理由は何個もありますが、主な理由としては「お金を貯めたいから」「実家ならピアノをいつでも弾けるから」「やっぱり1人だと心細いから」などですね。

もうローンは完済しているので家賃を父に払う必要がなく(勿論食費や光熱費は毎月払います)お金が前より貯まりやすくなるのと、後述する資格取得のため・単なる遊びのためにピアノを弾きたいと言うのと、やっぱり僕は1人だと寂しく、また宗教勧誘などがしょっちゅうアパートに来ていたことが嫌だった.....ので戻りたいと思い、引っ越しの手続きを2月辺りからぼちぼち始めていました。

前からグループホームへの転居・移転などで両親の力を借りて度々引っ越すことはありましたが、今回は初めて引っ越しの手続きを自分でほぼやったので、「引っ越しって本来はこんなに大変なんだ〜」とつくづく感じましたね。

まず数ヶ月前から水道・ガス・電気などのライフラインや火災保険・レンタルしていた回線・そして不動産屋さんへ連絡して立ち会いの日などを決めるのがそこそこ面倒でしたし、現在も一人暮らししている妹が洗濯機を欲しいと言うので業者さんと何度も連絡を取って妹の家まで送ってもらったり、冷蔵庫や電子レンジ・その他の粗大ゴミなどを処分するのもかなり面倒だったので正直結構疲れました。

引っ越しの際に引越業者さんには依頼せず、荷物は全部実家の車で運んでいたので費用はそこまでかかりませんでしたが、とにかく連絡が地味に面倒でしたね〜。土日休業となると職場で休憩時間を使って電話し、10分くらい待たされる時もあったので.....。

一人暮らしには一人暮らしのメリットとデメリット、実家暮らしには実家暮らしのメリットとデメリットがありますが、僕はそれでも実家に戻った方が多くのメリットがあると思ったので今回意を決して引越しに踏み切った所存です。

 

今後の目標はXでも書きましたが、

 

・DJ(もっと出演したい)
DTM(いつかは音ゲーに採用されたい)
・HTML(自分のHPの訪問者数を増やせるようにコンテンツを充実させる)
・ピアノ(いつかはYAMAHAのピアノ演奏グレード2級を取得できるよう練習を日々重ねる)

 

これらを頑張ることです。引っ越したのはこれらの目標を達成するためでもあります。

思えば僕は、今まで確固たる意志がなく、とにかくフワフワ生きすぎていたため、ほぼ自分で何かを決意したり決断したことがなく、ほぼほぼ親の言うことに忠実に従っていたことが多かったので(それは僕がダメ人間だったというせいでもあり、親は僕を良い方向に導こうとしてやっていたことなのですが)、今回自分の決断で自分の歩む道を決める、ということを達成できて、「また一歩成長できたのかな?」と実感しています。

今年は介護福祉士の試験にも無事一発合格できたことだし、今年度を境にどんどん精進していきたいと思います。

あと、去年のトークイベントショーに登壇した時に「パトリオットさんの影響でナードコアにハマりました!」って言って下さった方とか、期待の若手ナードコアアーティストに僕の名前が入っていたこととかもかなり励みになっているので、これから仕事も同人も頑張るぞ!という気持ちです。

 

僕の人生は、これからだ。少し遅咲きだけど(笑)